第512話 あの日あの時あの配信で その15
【登場人物】
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
トキワいま DStars零期生 事務所発足の切っ掛けになったV
Bちゃん DStars裏方兼事務職員 広報配信を担当
【シチュエーション】
ばにらの金盾凸待ちを振り返る(弄る)ネタ企画にて。
◇ ◇ ◇ ◇
Bちゃ「はい、というわけでね」
「いかがだったでしょうか」
「あの日あの時あの配信で、かけつけたのが○○○だったら!」
い ま「いろんなIFが見れて面白かったですね」
「個人的には、いくちゃんとの組み合わせに可能性を感じました」
Bちゃ「私はあひるさんですね」
「あの殴り合いは見ててお腹が痛くなりましたよ」
「マイクラでの突発コラボだけでなく、もっと企画をやったらどうです?」
「あひるさんの地獄企画に参加するとか?w」
ばにら「勘弁してくれバニですよ」
「まぁけど、二人以外にも、すず先輩やたるとちゃんと」
「ばに~らのためにいっぱい駆けつけてくれて、ありがたかったバニ」
「みんな、心配してくれてサンキューな!(いい笑顔)」
Bちゃ「まぁ、現実では見捨てられたんですけどね」
ばにら「うるさいわ!」
「まったくもう、最後まで人をおちょくって……」
【配信画面暗転】
ばにら「あれ? なにバニかこれ?」
「急にOBSが落ちちゃったバニ?」
Bちゃ「あれ? どうしたんでしょうか?」
「もうこのまま終わりのはずなんですが」
「おぉい! スタッフ! スタッフ~~~~!」
い ま「Bちゃんがスタッフでしょw」
「なに言ってるのよw」
「って、そう言っているうちに、画面になにか人影が……」
【画面に現れる謎の覆面女(犬耳)】
Bちゃ「これは、覆面を被った……?」
ばにら「…………ずん、さん?」
???「みんな、たのしそうなことやってるでな?(圧)」
三 人「……ヒェッ⁉」
???「ばにらちゃんの配信に駆けつけたのが」
「あのDStarsナンバーワンプリチーVTuber」
「青葉ずんだちゃんじゃなかったら……か!!!!」
「なかなか面白い企画を見せてもらったでな!」
ばにら「ず、ずずず、ずんさん!」
「なにやってるバニですか!」
Bちゃ「待ってくださいばにらさん!」
「あんなアバター! うちの事務所では作っていませんよ!」
「アレはずんださんであって、ずんださんでない!」
い ま「いや、どう見てもずんだちゃんでしょ!」
「自費でガワを作った……って、ことじゃないの⁉」
???「ひとつ、みんなに言っておくでな」
「私は青葉ずんだではない……!」
三 人「嘘つけ! その独特な訛りは、ずんだ(ちゃん・さん・ずんさん)だろ!」
???「私の名前は……ばにらちゃちゅきちゅき仮面!」
「ばにらちゃんが好きすぎて好きすぎて」
「他のメンバーと絡んでいるとじぇらしぃーを抑えきれない」
「そんな、青葉ずんだの嫉妬心が具現化したもの!!!!」
三 人「やっぱり、ずんだ(ちゃん・さん・ずんさん)じゃねーか!」
ずんだ「つまり、青葉ずんだの暗黒面に堕ちた姿なのだ」
「ちなみに、さきほどまでのばにらちゃんの共演者は」
「配信が終わり次第、シメておいたでな……!」
「うみも含めて!(ドヤ)」
三 人「と、とばっちりだぁ……!」
ばにら「ずんさん! いったい何をバカなことやってるバニ!」
「ジェラってくれるのは嬉しいけれど……」
「仲間とバチギスするずんさんなんて、見たくなかったバニ!」
い ま「そうよ、ずんだちゃん! DStarsの絆を思い出して!」
「私たちはみんなで1つ――VTuberアイドルグループなんだよ!」
Bちゃ「つまりずんださんはこう言いたいわけだ」
「自分にも、ばにらちゃんの金盾リベンジ配信をやらせろと」
「これはすごい撮れ高を出しそうですよ!!!!」
二 人「なに冷徹に、撮れ高を計算してるの、Bちゃん!!!!」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ずんだ先輩! 金盾チャレンジリベンジ!
あの日の配信に後悔を抱いているのはばにらだけではなかった!
ずんだもまた、もっとうまくやれたのではないかと思っていたのだ!
けど、ばにらちゃちゅきちゅき仮面は、やばいと思います。
どんどん氷の女王の威厳が溶けていく……!(もう泥水ですよ)
もうこれでオチでいいんですが、最後までずんさんの我が儘に付き合ってあげてください! 濃厚にして特濃な、ばにらちゃんへの愛を期待された方は――――ぜひぜひ応援コメント・評価・フォローなどよろしくお願いいたします!m(__)m
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