大切な

「あのね．．。私引っ越すことになったから。別れよう。」

「えっ？！でも、遠距離恋愛すれば．．。」「ううん。もう．．。お母さんが．．」

「ごめんねっ！本当に．．」「分かった。じゃあ、俺も．．一生ついていくよ。」

「えっとぉ。」「飛び降りようよ。そうすれば元彼もいるでしょ？いい案だと思わない？」「もしかして．．そのために告白したの？。」「そうに決まってるじゃんかよ。お前みたいなリア充誰が好きかよ。彼氏がいなくったら飛び降りると思ったのになー。」「私は．．」「あと、黎斗を殺したのも俺。おとなしいキャラえんじんのちょー疲れたわ。早く飛び降りよ。」ぎゅっ。「やめて．．あなたは退学処分でいい。」

「理事長に訴えるから。」「何いってんだよ。」「全部ここに録音してあるよ。まだ言い逃れするの？」「お、まえ。」

“あの行為がバレてあの人は退学になりました。”

でも．．私は悔いをしたくない。

そのために、生きているから。いつか、黎斗くんと星空見たかったな．．。

私が魔法でも使えたら．．