第21話 マリス達の船出
アリウス達が島に
娘達は島の
マリスが
ネレウスは、
「
優し気なネレウスの
娘達を
「お
「それは良かった。」
ネレウスはそう言うと、
娘達に付き添って来たマリスが、
「お
ネレウスの
「島を棄てる....?どうしてです?」
「戦いや
ネレウスは、
「ポンペイは滅んだが、アトランティスには、
その
そんな娘達を
「その旅には、お
すると、ネレウスの
「ネレウス様。それならば、この
そう言うマリスの
それを見たネレウスが言った。
「やはりそういう事か....。シャリオンと共に、
ネレウスの問いに、マリスは
「島を出てはならぬという
そう言うマリスの胸に、もう
そんなマリスとシャリオンを見たネレウスは、
「マリス。それならば、今ここで二つの事を
マリスは、ネレウスの前で
「命にかけて誓います。それで、もう一つは何ですか?」
「このシャリオンを、
ネレウスの
「誓います。誓います。」
マリスの肩に、シャリオンがすすり泣きながら抱きついた。
「アトランティスの
その
「やっぱりね。こういう風になると思ってたのよ。シャリオンは
娘の
「それは、どういう
マリスに問われた娘は、あっけらかんとした
「だって、マリスさんって、
「おいおい、じゃあホークさんやダンツさんはどうなんだ?」
するとアリウス
「お
するともう一人の娘が、
「私は、
そう言った娘は、熱い
ネレウスは
「
ネレウスにそう言われた娘が肩を落とした。
「やっぱり
そう言われたネレウスの顔に、初めて
「何を言う。私は、女王様に全てを
そう言うネレウスに向かって、その娘が胸に手を組んだ。
「
その
「ネレウス様と
「あの
それを聞いた女王は、
「お前の言う通り、人の幸せを引き裂く事など誰にもできません。ただ、マリスがずっとシャリオンと共に過ごす事など
その後、ネレウスはマリス
「お前の事は信じている。お前は、きっとシャリオンに
二人の娘に手を差し伸べて船に
「
シャリオンの
「マリス。頼んだぞ。お前がこの
シャリオンの
二人の娘も、良き
マリスとシャリオンの間には
二人は、その子をサーサーンと名付けた。
サーサーンは後に東の地へと
このサーサーンの子こそが、後にローマの東の地にペルシャ
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