第19話 火砕流
アリウスは、皆の前に立って声を挙げた。
「俺たちは、これから港の東にある
それを聞いたマリスは、眼を丸くした。
「で、でも....。
マリスの
「シャリオン達の事は、ネレウス様はもうご
ホークにそう言われてもまだ
「俺も、お前の持つ力がどんなものかは知らん。しかし、ネレウス様が、お前に
「でも、いつ、どのように使えば良いのです?」
「その時が来たら、ネレウス様が
それを聞いて、マリスは
「
「そんな事、俺に
やがてアリウス達は、南の
沖に手を
「海の先に、アトランティスの船が見えるぞ。」
「し、しかし、どうやってあの船に
そう言ったダンツの頭の中に、ネレウスの声が
『ダンツ。
思いがけない
「ネレウス様に言われた通りに、
その時、
その
「
その時、
『マリス。
ネレウスからの心の声を聞いたマリスが、アリウスに向かって叫んだ。
「ア、アリウス隊長。ネレウス様が、
アリウスは、崖の
それをじっと
「全く分からぬが、きっとこれの為にネレウスは
その時、アリウス達の
兵を
「もう逃げられんぞ。」
その声を聞いたアリウスが、
「来たな!もう後ろには引けぬ。
アリウスの
八人を乗せた
そして、
マリスの叫びと共に、全ての馬が宙に浮かんだ。
ペガサスが空を舞うように、
その時、マリスの頭の中に、再びネレウスの声が
『
海面を
「こ、これは....。海の上なのに沈まない!」
「何がどうなってるんだ。」
誰もが
すると、
「スーパーポッド(魚の
アリウスの声に、全員が改めて
「ネレウス様は、海の生き物の全てを
アリウス達を追って来たポンペイの
「逃げられぬと
「これは......どうした事だ。どうして
その時、
振り返った
それから
「いつまで、こんな所に閉じ
そう言って立ちあがろうとするアグリッピナを、カイアが押し
「外に出てはなりません。先ほど
カイアの
「ではこれから、どうしろと言うの?」
「
その時、大きな
「な、何なのです、これは....カイア、
しかし、
シャリオン達が
「逃げましょう。
その娘の
一人の娘が
「今なら、毒の煙は収まっているわ。」
三人の
娘達は、
「足が熱い!
「お前ら、ふざけた
三人の
それを振り返った他の
娘達の
そして、そのまましゃがみ込むように崩れ落ちた。
そこには、
アグリッピナ達が閉じこもるゴレイアスの
その熱気は、直ぐに
地上が
中にいたアグリッピナ達は、
「こんな所では死なぬ。
アグリッピナは、そう
「死ねるものか....死ねるものか。断じて死ねぬ....このままでは.....」
街のあった地域は、
その白い
こうして、ポンペイは
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