第1話 妹キャラってのは普通兄を想うものだろ?
──妹。
それは
基本主人公が妹と結ばれることはない。
だが、兄のことを一番に
妹とはそういうキャラのはずだ。
「それに比べてお前はどうなってる、美穂」
その言葉に隣でのんきに朝ごはんを食べていた妹が眉を細めた。
「うるさい……二次元と三次元の区別をつけろバカ兄」
そう──この
もちろん実は兄のネッ友だったり、
「はぁ、初めはツンデレ系キャラかと思って見過ごしてやったが……
「その会った人全員にキャラ付けするのやめた方がいいよ」
違うんだ妹よ……俺がそれをやめてしまえばこの物語は成り立たなくなるんだ。
「じゃあ私もう行くから」
「美穂、一緒に行かないのか?せっかく同じ方向なのに」
「バカ兄と一緒に行くぐらいなら近くのおじさんと一緒に行く」
「ちょっとまて、もしそうだとしても危ないから絶対にするなよ」
「……」
おい何だその間は。
「じゃあ私今度こそ行くから」
「お、おう。」
そういうと、美穂は
しかし美穂はリビングのドアの前で立ち止まった。
「あ、そうだ……私彼氏できたから」
パリンッ
あまりの
「は?え、ちょっ……」
「じゃあいってきます」
俺が何か
アイツめ……新学年そうそう
そうこうしている内にもう俺も登校しなければいけない時間がやってきた。
今日は俺の高校の入学式──妹が彼氏を作った以上俺も
それとは別に妹には帰ったら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまでお読みいただきありがとうございます!
いよいよ次回ヒロイン登場予定です!
励みになるのでよければ☆・コメント等よろしくお願いします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます