第9話 ちょっと?!ほのぼのしてる場合!?
保乃ちゃんは、扉を勢い良く開けて部屋を出て行った!
ホノカは、思う……。
『ハンバーグ食べてる場合かよ?!』
一方、保乃ちゃんは久しぶりの
ママの手作りハンバーグに舌鼓をうっていた。
『モグモグッッ!!』
『パクパク、ママお代わり!』
『あらあら、保乃ちゃんてば、よほどお腹が空いてたのね?!良いわ。ママの分も食べなさい?』
お腹が常にぺこぺこな保乃ちゃんは、大喜びでママの分の手作りハンバーグを
口いっぱいに頬張った!
保乃ちゃんはママに聞く。
『ママは何か食べるの?』
『ママは、この後出掛けるから。』
『またあの人??』
『ふふふ。そうね?そうなるかなぁ?』
あの人とは、保乃ちゃんママの彼氏だ。お金持ちで保乃ちゃんも、なついているが。
保乃ちゃんは正直余り嬉しくない。ママが取られる様で……遠くに行ってしまう様で……
でも、保乃ちゃんは持ち前のガッツで、いつも自分に言い聞かせて乗り切ってきた!
『このハンバーグ食べたら保乃も、付いていきたい!』
ママは驚いた!
まさか?保乃ちゃんから!そんな言葉が聞けるとは思わなかったからだ!
保乃ちゃんは、さらに続ける。
『知ってるよ?』
『ママと社長さん、えっちな事、
してるんでしょ?保乃は平気。
いつもプレーしてるから。』
その言葉に、保乃ちゃんママの顔から火が出そうだった。
保乃ちゃんママは
返答に困った挙げ句に……思う。
『今日は、ドライブだわね?』
と…………
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