第2話 なんじゃこりゃ?!
ホノカが、乙ゲーの世界へと転生した後は……ホノカの魂は
乙ゲーに居るのだが。
金になる肉体は、事故を
起こした、おっさんの魂が?
何故かホノカの体に入り込んで
しまっていた。
そして……。肝心のおっさんの肉体は?と言うと……
成仏出来なかった猫の魂が入り込んで、まさに
こんなんなるかぁ?!的な
非現実的な自体になってしまっていた。
事故に巻き込まれて5メートル程飛んだ、おっさんの魂が入り込んだ、
別名おっさんホノカは、
ムクリ。と何事も無かったかの様に……うーん!!と背伸びをして
現場検証をしている警察官らが
余りの出来事に……驚きを隠しきれずに
叫び声を上げている警察官まで
居たほどだ。
『ぎゃ~~!!!ゾッゾンビだぁぁぁあ!!!?』
街はパニック状態になったのだ。
そして、おっさんの肉体に入り込んだ、成仏出来なかった猫の魂は……おっさんの体のままで、
下半身、裸の状態で用を足していた。
その光景を目の当たりにした女性が叫び声を上げる!!
『キャーーー!!変態~!!!』
猫の魂が入り込んだ、おっさん猫は、用を足すと何事も無かったかの様に……
足早に自宅へと走り去っていったのであった。
◇◇◇◇◇◇◇◇
一方……転生先では、ホノカは
慣れない生活を背負い込まされていた。
百発百中の、男を手玉にしてきた
ホノカは、
落ちるはずも無いイケメン王子様達に振り回されていた。
というか?……ホノカに対して
王子達は……。。。
いつもため息をつきながらも、
ある王子は言う。
『僕との初デートに10日以上
かかる子なんて、初めてだよ?』
『ホントにモテてたの?』
他の王子達も、口々にホノカを
自分のオモチャの様に扱い出す。
ホノカは……そんな日々に疲れ切っていた。そして……あくる日、
そのお告げ的な事態は、
突然起きたのである。
ホノカがベッドで深い眠りに、
ついている。と…………。
何処からか、疎ましい歌声が
聞こえる。
ホノカは……うなされながらも
歌声が耳に入ってくる。
ホノカが悪夢でも見たかの様な
ゲッソリとした顔をしていると、
『…………ハッ???!!』
ホノカは、目を疑った!!!
壁には、何処か見慣れたイチモツが?!
『へ?!……はあ?!何なの一体?!!』
王子達に見られると、さらに恥ずかしい想いをさせられる事を
恐れて、
ホノカは、壁に慌ててシーツを被せてみるのだが。
その見慣れたイチモツが
悲しそうに、歌い出した。
【トイレ~にはぁ~、それは~
それは巨大なぁ~イチモツが
あ~るんやで~~】
ホノカは……それ。トイレの神様やんけ?とツッコミを入れたかったが。
王子達にバレる訳には、いかない!コイツどうにかしなくちゃ!!!
焦れば、焦る程ホノカは、壁から離れられない。
いつ王子達が来るのかも
分からない!!汗が吹き出る!!
ホノカは混乱し過ぎてキレた!
【何なの?!一体?!!私に何しろってのよ??!】
これから、毎朝……私を
崇めなさい。いいですね?
ホノカは、頭の中が疑問符ばかりになったが。
ここまで来ると、ある種の諦めが出て来た。
ホノカは……返事する。
『あの20万円のおっさんのイチモツに謝れば……良いのね!💢
ったくさ、シツコイにも程があるわよ?!』
壁にかけていたシーツを外して、
イチモツの神様に当たり散らそうとしたその時…………
入り口付近に、人影があったことにホノカは、気が付いた。
【え?!】
まさか…………
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