6 ステータス確認
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【防具・首】瑠璃――魔首飾― 品―:良 レ―度5
耐久100% 重量1 属性:魔水 魔力伝導率120%(水属性に限り150%) 聖力伝導率70%
―飾り――め込ま―た――スラズ――魔水力を溜――れ、緊急――はその――力で装備――全周囲に―界が展――れる。任意で――動も可。
結――展開される――の場から―けな――る。
――力は封――れて―る。
【防具・体上下】
耐久100% 重量4 属性:魔砂 魔力伝導率150%(砂属性に限り170%) 聖力伝導率80%
過――ユトゥル――国に現れ――混沌に存――る
胸――両足の裾――魔霊石が――込まれ――り、魔力――める―とがで――。
―霊石――めら―た魔――自由に――出す―と――きる。
【防具・足】聖樹皮――靴 ―質:優 レ――6
耐久100% 重量1 属性:聖樹 魔力伝導率70% 聖力伝導率120%(樹属性に限り150%)
聖森――生えて―る聖――樹皮で―られ――靴。
聖――靴全体――める――で足元か――が生――きて身体―――上げて――る。
常――体感体――減らし――れ―。
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これが防具類の鑑定結果だが、所々に気になる部分があるが武器の時と同じく、『鑑定』のレベルと鑑定対象の鑑定推奨レベルとの差が大きすぎて大部分が伏字になってるな。
だけど、サービス開始して(ゲーム内時間で)3時間弱の時点でこんな強そうな物を手に出来てるだけでもありがたいと思うべきだよな。装備することは出来なかったけど。
それはそうと今はアセヴィルの話が一段落し、アセヴィルは1人でやることがあるらしいから俺は1人で魔王国大使館を出て、ゲーム内掲示板を横目にフレイトゥルの首都シグニラスを目的地に向かって散歩しているところだ。
結局、スタートダッシュは出遅れてキャラクリ時に天使を急かした意味が無くなった訳だが、有意義な出遅れだったと思うことにしよう。
アセヴィルの永続クエストの話が聞けたし、スタートダッシュ成功組がゲーム内の総合掲示板にある程度の情報は載せてくれてるから、取り敢えずどこに行けばいいのかは判って有難い限りだな。
そうしている内に目的地に着いたな。
俺は沢山のプレイヤーが出入りしている建物を見る。
その建物には扉がなく、大人が2人両手を広げて横に並べるほどの大きさの出入り口があるだけだ。そしてその出入り口の真上には大きい古びた看板があり、そこにはこの世界の文字――の下に小さく日本語が振られている――で『職業登録組合』と書かれている。
なぜ職業登録組合に来たかと言うと、職業登録をすることで街の出入りが自由にできるようになるのと、冒険者系のプレイをするにしても生産系のプレイをするにしても、この職業登録組合で職業カードを発行してもらわなければ冒険者ギルドや生産者ギルドでの登録が出来ないらしいからだ。
そういうわけで職業登録組合に来たわけだが、さっきも言った通りプレイヤーが多すぎては入れそうにないな。仕方がないから組合前に出来てる人混みにしか見えない列に並びながら現在のステータスの確認をするか。
因みに職業登録組合の位置は俺が初めに降り立った広場のすぐ北東の場所だな。だから、散策をしたと言っても散策らしい散策はしてなくて貴族街にある大使館から一直線に始まりの場所に戻って来ただけのようなものだな。
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名称:イズホ
種族:水人族
職業:未設定
状態:正常
Lv.1
スキル
剣術Lv.1、杖術Lv.1、水術Lv.1、鑑定Lv.2、精神強化Lv.1、土属性脆弱Lv.10、初期スキル枠×1
スキルポイント:100
称号:―――加―(状態:秘匿)
装備:初心者の上着、初心者のズボン、初心者の木剣、初心者の杖
『初心者装備セット効果』:5分につきHP及び魔力、聖力が1%回復
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アセヴィルと出会う前と比べて変わったところは、2か所かな?
まず、スキルポイントが100増えてるのが1つ目で秘匿とかいう状態の称号が2つ目。
1つ目から見ていくが、いつの間にスキルポイントを取得したか、と何の行動で得たかだな。システムログを見る限りアセヴィルの話を聞き終わったと同時ぐらいに取得しているが。この情報から考えるにクエストの第一段階が終了したからっていうシステム的な報酬なのかもしれないな。
2つ目の変化点の称号は何だろうな。自分の情報なら鑑定で見るより精度がいいシステムからのステータス表示でも伏字になっていてどうもしようがないが、誰からのかは容易に想像できるな。
称号の内容も一応見ることは出来て、伏字にはなってないが、内容が変更されているのか『情報は秘匿されています。』みたいな感じになっていて、これと言った情報は得ることができなかったな。
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【―――加―(状態:秘匿)】
加護の情報が秘匿されており、関係の無い者は加護の存在が認知できない。
加護の情報を開放状態にするには加護を掛けたモノと加護保持者の二者の承認が必要です。
第三者が加護を認識、および第三者に情報を開示する場合も上記の手順が必要です。
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そういえば、職業登録組合でできる職業登録だが今確認されてるだけでも数十近くは登録できる職業があるらしい。剣士系の職や術師系の職、生産職、サポート職だったり、本当に色々あるみたいだ。
これらの中には複合職のような特殊な職もあるらしくて、複合だと『火剣術士』だったり、『風弓術士』だったりするらしい。ただ複合職はある程度スキルレベルが上がっていないと出てこないらしい。
で、特殊なものだと今のところ初期選択可能術の中の1つである『下位聖魔獣霊契約術』を選択し、何らかの聖、魔物と契約した人が職業登録組合で登録可能職を確認して出てきた『見習い契約術師』で一人しか確認できていないらしい。
他にも『下位聖魔獣霊契約術』を選択した人はいたらしいがその人たちはまだ聖、魔物と契約ができていないそうだ。
だから『見習い契約術師』が出る条件は一体以上の聖物ないし魔物と契約をする、というのが掲示板に書き込みをしている人たちの考察だな。
掲示板に流れている情報を参考に自分はどの職にしようか、と考えながら顔を上げると受付まであと数人といったところにまで列が進んでいた。
職業登録の手続きがどれくらいかかるかはわからないが、もう数分もすれば俺の番になるだろう。
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