期日は可能性を潰す可能性あり
僕は締め切りが苦手だ。
子供の頃から「何日までに提出」みたいなものが大の苦手なのだ。
ところが、期日はちゃんと守る。特段、内容も悪くない。だから他人からは問題がないように見えるだろう。
しかし、これの何が問題なのかというと、締め切りを約束する度に、目的よりも締切を優先してしまうことだ。
「やらなきゃならない」という強迫観念のようなものを、一刻も早く振り払うことに気を取られてしまう。
このような時の「仕事」は非常につまらない。
「そんなのはスケジュール管理の問題だ」と叱られそうだが、クリエイティブ思考の高い人間ほど、スケジュールや人間関係の管理が苦手な人が多いはずだ。
それは、創作活動に没頭できる証拠だからだ。
そのような過集中を使える人材は、本当は3日間で作らなければならないものが、実は1日で終わっていたりする。しかも、5日間であれば、さらに要望以上のクオリティで提供できる可能性も秘めている。
「期日」には、そのようなクリエイターの可能性を排除させてしまうような残念な一面を持っている。
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