第12話 この日の真実

「ただいまー。」

僕はあの後大通りに行き、

買い物をして帰ってきた。

あいつは、店の中まで付いてきた。

さすがに店の中での行動は、不思議すぎて

店員さんに連れていかれたので巻けた。

さすがに付けすぎたろ。

「お帰りお兄ちゃん。」

「あぁ ただいま。」

扉を開けると少し隠れている花音が居た。

「どう?撒けた?」

「うん。撒けたぞ。」

「よかった。誰かわかった?」

「いや。

定員さんに連れていかれたのは、

わかったんだけど誰かまでは、

わからなかった。」

「けど対策しないわけにはいかないよね?」

「そうだなちょっと2人で話し合うか。」

と一緒にリビングに向かって歩き始めた。

最初のヒナの件を話した後に

颯天の可能性について言ってみるか。

リビングに向かいあって座った。

「最初に言っておかなくちゃいけない。」

「?」

不思議な顔をしている。

ストーカーについて話し合うのに

言うしかない事を急に言ったから

何を言われるかわからないんだろう。

「すまないけど

俺たちの関係を2人に言ってしまった。」

「いや

別に秘密にするって決めてなくない?」

「それもそうだけど、

花音に許可とつて無かったと思って。」

「まぁ

あまり自分から言わなければ

良いんじゃない?

しつこく聞かれた時とか。」

「そうか。ならよかった。」

正直に言って怒られないか少し不安だった。

あまりこういう事言うの良くないって思ってたのだ。

「で言った2人なんだが、

1人目がヒナって言う1年生だ。」

「?

なんでまだ何も知り合うようなイベントも

無い一年生のヒナって子に教えたの?」

「それが昨日のストーカーが

ヒナだったんだ。」

「なんでストーカーだって分かったの?

もしかして顔でも見てたの?」

「いや

ヒナの方から会いたいって言って会ったら

2人の関係について聞かれたんだ。

ちなみにヒナとは腐れ縁みたいなもんだ。」

「じゃあその2人の関係に聞かれた時に

怪しいと思って聞いたの??」

「そうだ。

それでこの会話盗み聞きをして聞いてた

颯天にお手上げ状態で言っちゃったんだ。」

「ちなみに颯天って誰?」

「同学年の俺の友達。

ただ困ったことがあって、

颯天は美女とゲームは学校で一番敏感だと

思う。

だからこういう情報はあまりに大っぴらに

できない情報とかを人に言って確かめたり

する奴なんだ。」

「じゃあ今日は、

それが真実かどうか確かめるための

ストーカーってこと?」

「まぁ

そういうことだな。」

一連の事を良い終えた俺は、

少し眠くなっていた。

気疲れでもしてしまったのだろうか。

花音がなにか喋っているが

段々聞き取れなくなり、寝てしまった。

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