第11話 ばれた&第二のストーカー

「屋上でなにをしてたんだ?」

「うわ ビックリさせるなよ。」

そこに居たのは、

美少女とゲームに関してはクラス一敏感な

颯天だった。

これはまずい状態になった。

下手に答えれば

ファンに言って俺をボコすのも考えられる。

「それはこっちのセリフだ。

屋上に行ってみればあんなんで。

何を話していたんだ?」

「ただ少しこの学校の事を聞かれただけだよ。」

「本当に?」

「あぁ 

こんな僕の何が良いってんだよ」

「確かにな。」

少し傷付いたけど黙っておこう。

「じゃあヒナちゃんは、

ストーカーじゃないんだな?」

「全部聞いてるじゃねえか。」

と怒りながらゆった。


「まあ事情は、わかった。」

あの後全て正直に今までの事を話した。

「ただ今回見たのは俺だから良いものの

ヒナや花音が好きなやつだったら終わってるからな。」

「あぁそうだな」

「まぁ 

今回は見逃すから次からきおつけろよ?」

「あぁ わかった。」


この日の帰り

「なぁ また視線を感じないか?」

「うん 

なんかいつもよりも見られている気がる。」

「やっぱそうゆう感じするか。」

俺たちは、

学校を出てから誰かに見られている。

「もしかしてこないだのストーカーかな?」

「いや 

こないだのストーカーなら

もっと違和感なく見ているだろう。」

「それもそうか。」

考えられるのは颯天か。

あいつならついてくるか

誰かに言ってつけさせるだろう。

「どうする春斗くん?」

「とりあえず先に帰るように見せかけて

遠回りして帰ってくれないか?」

「それは、良いけど

来たばっかだから迷子になるかもよ?」

「スマホ持ってるだろ。」

「あっ そうじゃん。」

「じゃあさっそく。」

(すーぅ)

「あっ 私用事あったんだった。

ごめんね 私帰るね。」

「あぁ わかった。気をつけて帰れよ。」

じゃあねーと二人で言うと花音は、

走ってさっていった。

え?演技うまくね?

と驚いているがそんな場合じゃないだろう。

「さーてと買い物して帰るかな。」

と呟き花音に近付かれないように

ゆっくり歩いた。

普通に歩いてもいいが、

さすがに

女子にストーカーをつけるのは、

危ないだろう。

と思ってストーカーを自分につけた。

さすがに大通りに行けば

着いて行けないだろうから

大通りを目指して歩き始めた。

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