龍馬は佐那を待たせはしてもどこにも連れ出してはくれなかった。それに引き換え凛介は自分を世界という大舞台に引き摺り出してくれて、その大舞台で苦楽を共にし多くの経験を積みました。佐那の心にはもはや龍馬は居らず、凛介しかいないでしょう。この二人、上手くまとまって幸せになって欲しいものです。
作者からの返信
心の中としてはそういう部分はありますね。
龍馬はもちろん尊敬しているけれど、接点は多くないですし、彼の語る国事に女子供が入る余地はないですからね。口にはしないですが、燐介といる方が楽しいのは間違いありませんし、本心で押したいのも燐介となるでしょう。
龍馬がおりょうと結婚することになれば、関係整理もしやすくなるのですが、史実通りに進むのかろ、何か一波乱あるのかは作者にも分かりません(^^;)
これは……凛介が知らされていないだけで、すでに千葉家と坂本家の間では話がついているのでは……?>佐那の態度
それにしてもイギリス議会での演説。
凛介は「この話は貴方方にもお得です」で人を誑し込む名人ですがさすがに相手が相手、場所が場所。
やはり凛介も人間ですね。
具体的にどう演説骨子を組み、イギリス議員や閣僚からの質疑に応じるのか楽しみです。
作者からの返信
両家の間で話がついているということはないですが、佐那も山口から頼まれた時点である程度覚悟して出ているところはありますね。
ここは婚約者どうこうではなく、燐介に男子の本懐を果たさせなければならないという意識があるようです。
その場の取り繕いではなく、公式の演説ともなると話が変わってきますし、多数の議員に囲まれた中での話ですので緊張したり不安になるのは仕方ないところです。
こんにちは。
これで佐那さんに、婚約者がいなかったら、もっと甘い展開もあったかもしれないなあ……。
佐那さん、けっこう、燐介のこと好きですよね……。
作者からの返信
佐那は最初の渡航から燐介のことを気にかけていますし、色々あるのでやはり本命的には見ていますね。
ただ、結構カチカチな武家の娘ですので龍馬不在だったとしても「婚前交渉はもっての他です!」というのはありそうです(・・;)