第8話

「にしてもあのすずがマネージャーねぇ……?」

「なによ含みのある言い方して、なにか言いたいことがありそうね?」


すずが不満そうに返す。


「いやさ、すずってあんな裏方のイメージなかったし。基本主役とかその辺だったじゃん」

「……まあ、確かにそうね。零と連絡取らなくなってから色々思ったり悩んだりしたことがあったのよ」

「ふーん……?」

「確かにあの頃の私は輝いていたと思う。自分で言うのもなんだけどさ、ほんと誰にも負けないくらいだったと思うんだ。でもそれは私の力じゃない。零が輝かせてくれてたから」

「そんな事ないよ。すずの力あってこそだよ」

「ううん……全部零の力って言っても過言じゃないよ。その証拠に零は私と付き合ってた時もその後もモテてたでしょ?でも私は一度も告白されたことなかったのよ」

「それは……」


確かに彼女がいると言うのにも関わらず言い寄ってくる人は少なからずいた。

それらには当然興味はなかったし、すずの方にもいると思っていたのだが……


「みんなも気付いてたんだよ。私が輝けていたのは零がいたからだって……だからね?私も誰かを輝かせてみたいって思ったの」

「素晴らしい心がけだと思うよ」

「ありがと。それで誰かのことしっかり輝かせられるようになったら……」

「うん……?」

「今度は零のことを輝かせたいなって思ってたんだ。誰よりも輝く一番星みたいに」

「え、えーっと……」

「まさかこんなひょんなタイミングで再開するとは思ってなかったけど、ね??」





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はい、だいぶ久々の更新になります

ほんとすいませんの気持ちでいっぱいです

今回はもうちょっと書くと思います

彼女がいたんですけどね……

浪人してたんですけど親に毎日通話してるのバレて怒られたからって連絡控えてたんですけど

気がついたら垢消ししてたんですよね……

もう2週間くらい経つんですけどだいぶしんどいんで現実逃避のために書き続けときます

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