第7話

 数日後、どうせならということで会って話すことになった。

 待ち合わせしてるカフェの前に35分前につく。すると程無くして待ち合わせの相手が来た。


「ちょっと老けた?」

「大人っぽくなったって言ってくれ?久しぶりだな、鈴音」

「零は昔から大人って言うかおじいちゃんだったじゃん」


 軽い冗談を交えた久方ぶりの挨拶は、付き合ってた頃を思い出させた。


「それにしても相変わらず零の方が早いね、どれだけ時間早く来ても一回も勝てたことないんだけど。いったいいつから居るんだか、まったく……」

「さあ?いつだろうね。もしかしたら開店からかもよ?」


 そう、なぜかすずは俺の数分後に来る。なぜかはお互い分かっていない。俺が気が向いて早くこればすずも早く来るし、公共交通機関の遅延やら寝坊やらで遅れてもその後にすずは来る。

 不思議すぎて学校の七不思議の1つに入れられかけたくらいだ。(学校のなのに個人が入ることの方が不思議だったが)


 にしても……


「相変わらずちっさいな」

「声に出てるぞこのロリコン!!」

「俺はロリコンじゃない。君が小さいのが行けなかったんだぞ?まあ今も小さいけど」

「小さい小さいって好きで小さい訳じゃないけどね?!?!」

「うん、そうだよね。その胸も好きで絶壁な訳じゃないもんね、ごめんよ」

「そうだよ!好きで絶壁な訳じゃ……誰がツルぺったんですっとんとんだって!?」

「誰もそんなこと言ってないじゃないか、ツルぺったんのすっとんとん」

「今言ったよね!?!?」

「……」

「……」

「ハハハっ!あの頃からほんとに変わらないね」

「はあ……そっちこそまったく変わってないじゃん」


 学生時代に幾度となく繰り返したやり取りをして、当時に戻ったかのような錯覚までした。


「まあ雑談はこれくらいにして本題に入ろうか」

「そうだね、元々それの為にわざわざ呼び出したんだし」




「すずがマネージャーやるなんてどういう心境の変化!?」

「あの極度の人見知りさきが連れてきたコラボ相手が零ってどういう事よ!」




 ---------------------------------------------------------




 ほんと書けば書くほど書く才能ないんだなってモチベ下がるのやめたい

(暇だったのでお久し更新してみました)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る