第61話  「えええっ!?」←何かにショックを受けたような彼 / 「えええっと??」←彼の反応に戸惑う私




 そのまま基礎魔法言語や付与技術についての本を読んで午後の時間を過ごしているうちに、エドさんがお茶の時間だと呼び出しにやってきた。

色々あって忘れていたが、そういえばラス様とお茶の時間を一緒に過ごす約束をしていたはずである。

慌てて本を片付けて、エドさんとラス様の部屋へと向かったのだった。




 ラス様はいつものように私を自室に招き入れてくれた。

けれど案内役だったエドさんは、私だけを残して素早く扉の外へと退出してしまう。

どうやら事前に打ち合わせがあったみたい。

「やぁ。いらっしゃい」

「えっと、お招きありがとうございます……」

想定してはいたけれど、やはり彼と二人きりの空間に少しばかり緊張してしまう。

書類上は夫婦関係な私たちだが、まったくソレらしくないという自覚はあった。

彼は人嫌いだというし、私もちょっと人間関係に疲れていたし。

私にとっての彼は色々な知識を教えてくれる物知りさんで、魔法や書籍について語り合う先生や同志という認識で。

そして互いにあえて、そういう感じに交流していた節もある。

私は彼について多くを知っているわけではないけれど、一緒に過ごすうちに彼の過去にも色々あって今の状態なんじゃないかという考えに至っていた。

そのせいなのか、互いに心に傷を持つ者同士の気づかいみたいな何かがあった。

そんな気がする。





 ぎこちない私の態度にラス様は、ちょっと苦笑して首を傾げた。

「んっと、……もしかして緊張してる?」

図星な指摘に、コクコクと首を縦に振る。

ここで意地を張っても仕方がないし、素直に頷いておくのが良い気がしたのだ。

お茶会の支度が整えられたテーブルに案内されて席に着く。

ラス様は自ずからティーポットをとり優雅に紅茶を注ぐ。

それはじつに手慣れた所作だった。



 白磁の茶器で供された紅茶は柑橘と花の香り。

若い女性たちに人気の茶葉で、南方の干した果物と卓上に飾り付けられた小さな青い花の花びらが入っているのだそうな。

添えられた菓子は異国の甘い酒精入りの焼き菓子だ。

グルグル考えた末、私は向かい側に座る彼に言い訳を試みた。

元婚約者との会合には必ず侍女や侍従が付き添っていたし、この塔に来てからもエドさんやシルバさんのどちらかが常に一緒だったのだ。

殿方だけど、お父様やお兄様は身内なので緊張するわけがないし。

「思えば私、こうして密室で家族以外の殿方と対峙するのは……はじめてなのですわ。だから……少しばかり挙動が不審なのは、多少というか、ちょっとご容赦くださいましね?」

思わず弱音を吐けば、更に首を傾げる彼。

「おや? たしか君がこの部屋に最初にやってきたときも、俺とこうして二人きりの状態だったと記憶しているんだけどなぁ?」

続いたラス様の言葉に、たじろいだ。

たしかに、そうだった……けれども。

「へっ!? えぇ…っと」

ニヤリと笑う彼の顔に、つい挑発される。

「むぅ。あれは、……ちゃんと貴方を認識してなかったからっ。だから、数のうちには入りませんわよ」

「あぁ、そういえば。俺のことをお化けさんとか言っていたっけ?」

「だって、あのときの貴方ってば、夜中に白い被りものを身に着けてヒラヒラ漂うゴーストみたいだったのですものっ。そりゃあ、ちょっと大きくて無駄に存在感があって、変だなとは思いましたけれど。……今はちゃんとラス様だってわかっているので、前とは状況が違うのですわ」

私の返答にラス様は、悪戯っぽい笑顔のままで言ったのだ。

「ほほぅ。それじゃあ、今は俺をちゃんと認識してくれているんだね。ふむ、それは光栄だ」

「むむぅ、たしかに。そういうことに、なりますわね……」

ニヤニヤ笑顔の彼を見返して、つい上目遣いに睨みつけた。

なんだろう、これ。

地味にくやしいのは、なぜ?




 それから。

表情を改めて、意地悪な笑顔を引っ込めた彼。

「……君だけじゃ、ないから」

「え?」

「だからっ、君だけが緊張してるわけじゃないんだよ。……俺だって」

「え??」

「んん?」

彼の言葉に、二人で顔を見合わせた。

「えっと、貴方も?」

「……もちろんだよ?」

「ホントに?」

「こんなときに意地を張って、嘘ついても仕方ないだろ? ホントだよ?」

「全然、緊張しているように見えませんわよ?」

「そこは、ねぇ。たぶん年上の意地ってやつさ」

「意地、張ってるじゃありませんか」

「嘘をついてまでも張るような意地じゃないってことさ。でも俺だって、いちおうは格好をつけたいんだよ?」

私の指摘に、ラス様はちょっと斜め上に視線をそらす。

じつは今日まで彼との間にあまり性別や年の差を感じることがなかったことに、今更ながら内心で驚いていたりする。

いえ、何かちがうかも?

どちらかといえば感じていたのに、それに知らんふりを決め込んでいたのかも。

今、それに気がついてしまった。

それと同時に、そのことを更に意識してしまったみたい。

そうよね、ラス様は年上で、それから私の旦那様なのだったわね。



 思考の暴走に身を任せていれば、コホンと小さな咳払い。

そのあとでラス様が仰った。

「ええと、ね……、緊張しながらも改まってこうして君を誘ったのには理由がある。聞きたいことが、確認しておきたいことがあるんだよ」

意を決して絞り出したような彼の声音に、ちょっとだけ首を傾げて……それから何事だろうかと前のめりになる。

「ええと、私に? わざわざこんな感じに形式張らなくとも、いつでも何なりと聞いてくださって良かったんですのよ? ……それで確認というのは、どのようなことでしょうか?」



 それは、昼食後の話の続きっていうか書類について……かな、とラス様が仰った。

「あの件についての予測としては、君が何らかの手段を用いてスケルトンたちや首に着いてる魔道具に干渉できているんじゃないか……俺とアメリもフェル殿も、現時点ではそういう意見で一致している。それで、君にその自覚があったり何らかの意図があるのか確かめるために書類を見てもらったわけなのだけれど……ものの見事に無自覚で、何処がどう改変されているのかも知らなさそうだったものだから、あのあと皆が頭を抱えていたよ」

疲れたような目つきが私に向けられるけど、眉毛を下げて困った表情で取り繕ってみる。

「ええと、そんなことを言われても困りますわ。趣味が魔道具を愛でることで、特技としては確実ではないけれど軽く叩けば不具合を解消できる、そういう自覚はあるけれど……でも、それだけですもの」

「あぁ、君は以前にそんなことを言っていたよね。やはり例の特殊技術スキルが確実に関係していると思うんだけど、そこの所はどうなんだい?」

「どうもこうもありませんわよ? ここに来るまで私にそんな才能があるなんて、ちっとも知りませんでしたもの。フェル様みたいに使い方を習得しているわけではありませんし、今の私には発動している感覚もありませんわ」

魔道具たちをポンと叩けば、何となく咬み合わせがズレていた歯車が合うように調子を取り戻す。そんな感じだったのだ。

「魔道具については、何ていうか、……叩きどころで良い感じに魔力の滞りがとれて循環が良くなったりしているのだろうと思っていて……ちょっと勘が鋭い人ならば、わりと誰でもできることだという認識だったのですわ」

だから以前に伝えたこと以外に身に覚えがないと主張すれば、ラス様が虚空を見上げて思案する。

「ふぅむ。それじゃあ、君が魔道具を愛でたり不具合を直すときにはどんなことを考えてるのかな?」

「え? 直すときには元どおりに元気になぁれとか、でしょうか。愛でるときには良い子ねとか素敵ねとか、そんな感じかしら……」

あら。こんな風に改まって誰かに話してみると、客観的に私ってかなり変な人かもしれないわ。

長年に渡って微妙な雰囲気で見守ってくれていた実家の家族や使用人たちを思い出して、ちょっといたたまれない気持ちになったのだった。



 それじゃあと、ラス様の問いかけが続く。

「そんな感じに、うちのスケルトンたちに思考を向けたことはあったかな?」

「うぅーん、……どうかしら。はじめて会ったときは、ちょっと怖かったけれど……なんとなく他人とは思えなかった覚えはありますわね。骨っぽい者同士で仲良くしてほしいなって思っていたかもしれません」

「ああぁ、なるほど。そういう君の気持ちが彼らに強く働いたのかもしれないね」

「でもスケルトンたちが懐いてくれているのは、ラス様が私の名前と魔力波長を登録してくださったからですよね? そんなに不自然なこととは思えないのですけれど」

何か問題があるのかと問えば、彼は大きなため息を付いた。

その様子に、ちょっとばかり身構える。

「先ずは、俺は初期設定から今まで一切スケルトンたちを改変していないんだよ。なのに、いつの間にか君の名前と魔力波長が登録されていたから、驚いたのなんのって。……これって大問題だとは思わないかい?」

って、予想外のお言葉が返ってきて返答に困る。

「ええぇっ。そんな……」

それって、塔のセキュリティ的にまずいですわよね。

無闇矢鱈むやみやたらと好き勝手に改変される可能性があるとしたならば、あの子たちを悪用されるおそれがあるということだもの。

「それに、スケルトンたちには自分で判断して仕事をしたり作業を変更したりという自我機能は付与されていなかったはずなんだ。なのに近ごろの奴らときたら、まるでどこぞの屋敷の使用人みたいに情報交換やら相互協力なんていう連携技を習得しちゃっててさ。俺の知らないうちにどんどん変な進化を遂げているみたいなんだよ」

開発者としては由々しき事態だし、少々薄気味悪いんだよと彼はぼやく。

 うぅーん、たしかに協力して皆で仕事に取り組めたら作業が楽になりそうよねって……思ったような? あと、引き継ぎとか情報共有って大事よね……って、ちょっと考えたことがある、ような?



 紅い瞳と無言で見つめ合う。

すぐに気まずい空気に絶えられなくなって音を上げた。

「ええっと、……うふふふふ??」

「その誤魔化すような笑い方。多少は、君にも心当たりがありそうだよねぇ……」

目を細めてこちらを見据えるラス様から、フイっと視線をそらす。

後ろめたいことは何もないのだけれども、自覚があってやった覚えがないので追求されても困るのだ。

ふぅ。話の流れからすると、この件は私の仕業だと確信されているみたいよね。



 それから、もう一つ……と、人差し指をクイッと立てて彼が言った。

「えっと、まだあるんです?」

「いやいや、これが一番の重要事項なんだけど」

「うぇぇ……」

思わずらしてしまった淑女らしからぬうめき声に、ラス様は困った顔でもう少しだけ付き合ってよと仰ったのだった。

おっと、いけない。これでも淑女の鏡を目指して研鑽を積んでいた身だというのに、近ごろの私は素の自分が駄々漏だだもれである。

「っと、失礼をいたしました。どうぞ続けてくださいませ」

苦笑しながらもラス様は、それじゃあと話を続けることにしたようだ。



 彼の言う重要事項というのは、私の首に着けられているチョーカー型の魔道具の件だった。

魔法塔の最高権力者である魔法公爵閣下の作品で、ラス様やアメリ様が言うところの“最強最悪な粗悪品”であるらしい私の首に装着されているコレである。

「クソ兄貴が言うには、コレは君の魔力を吸い上げて生命力まで奪い取る、道具どころか呪具みたいな代物だったはず。俺は何としても君をコレから解放したいと思っているんだ」

気づかわし気に私の首元に手を添えるラス様。

その優しいお心を、私はとってもありがたく思っている。

「その気持は変わらない。でもね、…………」

「……はい」

変わらない、彼の優しさ。

でも、全てにおいて開放されるのは困るのだ。

死ぬのは怖い。

……けれど、彼に幻滅されるのは。



 ラス様は、困り顔になっているだろう私の顔を……ちゃんとそのように認識しているのだろうか。

こんなに骨っぽくても表情ってわかるものかしら。

自分では、ちょっとよくわからない。

彼はそっと私の顔を見て、眉毛を下げた。

「おそらく、この件も君に自覚はなさそうなんだけれど……いちおうね。君の身に着けているコレ、今はクソ兄貴が言うような凶悪な呪具もどきではなくなっているみたいなんだよ」

「??? ……えええ!?」 

それって、どういう?

いえいえ、そんなはずはないのでは? 



 だって……私は。

「でも、だって。……私の姿は骨っぽいまま、少しも変わっていませんわよ?」

困った顔だと思われる表情のままで首を傾げ、彼を見返す。

彼も似たような角度で首を傾げ、聞き返す。

「うん。それについて、君に心当たりはないだろうかね?」



 斜めな視界。

二人で顔を見合わせた。

心当たりは、ない……ことも、ない……。



 打ち明けなくてはだめだろうか? 

ちょっと言いにくいし恥ずかしいのだ。

グルグル考えた末、意を決する。

心に決めた殿方には、少しでも良く思われたいっていう、こんな私の下心。



 かつての婚約者には義務感ばかりで抱くこともなかった、謎の羞恥心。

ここで彼に言ってしまったら、この心地よい関係が壊れてしまいそうで怖いのだ。

でもたぶん、いつまでもこうしてはいられない。




 あるとき誰かが誰かに教えていたような?

好意を抱いた殿方に可愛いと思っていただきたいし、そのように努力を重ねるのが乙女というものですわ。

誰かが誰かを励ましていたような?

お友だちから抜けだすには勇気がいるものですのよ。

そして誰かが思いつめたように呟いていた?

ええ、そうですとも。好機チャンスを逃すわけにはまいりませんわ。

思いを告げずにする後悔よりも、当たって砕けてする後悔のほうが幾分マシかもしれませんし、可能性を捨ててしまうのは愚かなことですわ。



 いつかの茶会で令嬢たちがきゃぴきゃぴ話をしていた内容が、ふと脳内をよぎる。

某伯爵家の一人娘が、どこぞの侯爵家次男子息に片思いをしていたとか何だとかだった気がする。

あのあとの彼女が思いを告げたのかどうかまでは知ることができなかったけれど、そのときの彼女は決心を固めた様子だったのを覚えている。

少しだけ、彼女と今の自分が重なった。

もしかして。……告白ってこんな感じ、なのしら。




 ならば、私も。

すでに結婚している身なれど、心構えっていうか何かが違ってくる予感がする。

このままでも良いのかもしれないけれど、どこかに進まなくてはならない気がしている。いや、進みたいと思っているのだ。



 だから、告げたい。

でも、上手く言葉にできそうにない。

結果、ぶっきらぼうな物言いに。

「これでも私、貴方にとって魅力的でありたいと思っておりますのよ?」

「え? 俺にとって魅力的……って、それって……どういう?」

面食らったように自分を指差すラス様に、説明をしなければと焦る私。

「ええと、……ほら、ラス様は人が苦手と聞きましたし。……それに骨に並々ならぬ関心をお持ちなので、こんな感じに骨っぽい容姿の方がお好みなのかなっって。えっと……だから、私……少しでも貴方のお好みにそいたいと……」

「えええっ!?」

照れくさくなりゴニョゴニョと言葉尻をにごしてつぶやく私に、なぜかショックを受けたようなラス様。

「うわぁ、マジか……骨はたしかに興味深いのだけれども、ちがう。……ソレとコレとは、別なんだよぅ……」

誤解だ、はなはだしい誤解があるとブツブツ言いながら、彼はがっくりと項垂うなだれた。

両方の手で顔面を覆ってうわ言のように、いったいどうすりゃいいんだよ……と呟いている。

「どうもこうも、ラス様に今の私の思いを告げただけですのよ? 何がどうしてどうなっているのやら、さっぱりわかりませんけれど……私の心当たりといえば、自分がそのように望んでいるということだけですし。えっと、骨っぽいままで居ることを希望している理由が理由ですので少々躊躇ちゅうちょしましたが、何だかスッキリしましたわ」



 だから、そうかそうかと相槌あいづちをうってくだされば、それだけで。

「ええと。べつに、どうってこともないのでは?」

取り乱している彼を元気づけたくて、大したことない風に装ってみる。



 ラス様のことだから、妻であるところの私の思いを知っても今更になって拒絶するとも思えなかったし……かなり照れくさいけれど、隠すほどのことでもないし。

お茶会の彼女よりは、かなり気楽な告白だったはずで。

だから、こう、軽い感じで受け流してほしかったわけで。



 それなのに。

「ぅわぁん。喜ぶべきなのかどうか微妙だし、更に慰められてるのか軽んじられてるのか、判断に困るんだよ」

とうとうテーブルに突っ伏して、頭を抱えてしまったラス様。

どうしたら良いのかしらコレ。

「えええっと??」

私といえば、彼が何に対して衝撃を受けているのかと戸惑うばかりなのだった。








・ー・ー・ー・ー・


今回こそはスイートなお話にしたかった作者の、泣き言を書いちゃいますw

読み返して、ナニコレ……ってなってる作者のクマです(T_T)

ちょっとは良い雰囲気を醸し出したくて、画策してみたつもりだったのです。

なのに、毎度のことながら何かちがうのが出来ちまいました。

ああ、もうっ。お前らぐだぐだ言ってないで素直にくっつけよぅ、ゴラァ。

……って、愚痴りながらの六千数百文字ぃ(笑)

いや、ある意味ゴールイン済な奴らなので困ります。

いやいや、ゴールを見失っている作者にこそ問題が。

恋愛経験ゼロ近似値なクマには甘い文章は書けんのやろか。

甘いのを消費するのなら大得意なんですが、ちっともスイーツ生産者になれなくて泣きが入ってます(泣キ笑ィ)



そして、こちらで書き貯め文書が底をついてしまったので、また長き書き貯め期間になりそうですと……とりあえずお知らせを(^^ゞ

呪われているのかというくらいにノロノロ執筆で、状態異常なのかというくらいに弱々で、誠に不甲斐ないっす(´;ω;`)ウッ…



ここまで読み進めてくださった読者さま。

いつも作品を読んでいただき、しょうもない泣き言やひとり言までにもお付き合い頂いちゃって、ホントにほんとにありがとうございます。

近況ノートで書けば良いのにと思いつつも、ここにつけ足す横着者で申し訳ないっす。

根性はありませんが、粘着力でネチネチのろのろ書き進めてまいりますので……今後ともどうぞ気長によろしくお願いいたします(_ _)☆


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