【十六】第9回角川文庫キャラクター小説大賞の二次選考落選しました!


 おはようございます、沙崎あやしです。相も変わらず残暑が厳しい折ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 天気予報に寄れば来週には涼しくなるそうなのですが、是非そう願いたいものです。今年の夏は暑すぎました……(ぐったり。





 前回ぼやいておりました第9回角川文庫キャラクター小説大賞の二次選考結果が本日発表となりました。はい、勿論予想通りの落選でございます(グリコポーズ。

 まあ正直言えばショックではあります。これでダメなのかー。でもまあ、まだ改稿の余地があると思えている分、まだ頑張れるかなと思ってたりもします。なので来年も引き続き公募チャレンジを続ける予定です。出来れば今年中に二作品ぐらい書き上げて応募したいですねー。

 落選二作品に関しては、どこかのタイミングで改稿したいですね。特に「青い光のエルツ」に関しては思い入れもあるので、改稿してまたどこかに公募したいなあとか思ったりしますが……その辺り、応募要項的な線引きがよく分からないので(改稿作品の再投稿とかはよく聞きますが、Web公開作品→応募→落選→改稿→再投稿とかになりますと、なんか権利的に面倒臭い雰囲気が……)、とりあえずは新作に注力することになろうかと思います。




 さて。

 ここ最近のライトノベル市場は縮小一方であるそうです。文春オンラインの特集記事によれば、ここ十年で文庫ラノベはほぼ半減、その減った分をWebからの書籍化作品が補ってほぼトントンだそうです。

 量販店に勤めていた経験から言うと、市場規模が縮小するとまずバリエーションが減る傾向があると思います。各メーカーから比較的多くの製品が発売されるもの、一般消費者から見た場合に各製品の違いが分からない。似たようなものばかり、という状態です。

 次に来るのは製品数の減少です。市場規模は縮小していますので、製品一点辺りの売上げ数というものは減ります。しかも一部製品は売上げを維持しつつも、また一部の製品は売上げが激減するという形が多いです。これは価格競争、ブランド力競争、等々の競争によって引き起こされます。

 そして、売上げ不振の製品の発売中止やメーカーの撤退へと繫がり、更に製品やメーカーが撤退したことにより懇意にしていたユーザが離れていくという悪循環を生み、そして最悪市場自体が無くなるという流れに至ります。

 発端、市場規模が縮小したからバリエーションが減ったのか、その逆なのか。この辺りは「卵が先かニワトリが先か」の問題だと思います。





 個人的には、このバリエーションの欠落というのが非常に問題だと思っています。より正確にに言えば「一般ユーザからみてバリエーションが少ない」ように見えるという点です。やはり選択する楽しみと、裾広くユーザを獲得するという点からも、バリエーションの維持は必要不可欠だと思います。

 例えばライトノベルの顔とも呼べる表紙イラスト。似た娯楽ジャンルの漫画と比べても、バリエーションに富んでいるかと言われたら、どうでしょうか? その辺り、ちょっと思うところはあります。

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