【四】そういえば
おはようございます、沙崎あやしです。
いつも応援ありがとうございます。拙作「青い光のエルツ」頑張って更新中です。ようやく七万字越えました。あと推定三万字程度で完結予定です。どうぞ宜しくお願いいたします(息を吸うように波紋法。
そういえば。
この手の話は多くの方がされているのでどうかなと思ったのですが、一応書き残しておこうかなと思います。カクヨムと小説家のなろうの違いですね。
第一話で「なろうの方がPV多かった(意訳)」の様な話をしましたが、私が以前小説家になろうに投稿していたのは十数年前です。今はどうなっているのか、そこはちょっと自分でも検証しておく必要があると思いまして、ちょっと確かめてみました。
拙作「オレの性別を言ってみろッ!」を一話更新したので、それで試してみました。ジャンルはラブコメです。
まずカクヨムにおけるPVですが「同一アカウントによる複数アクセスは何回アクセスしても1PV」です。そして基本累計です(日計、週計はリセットされて後で参照出来ない)。
対してなろうにおけるユニークアクセスは「同一アカウントによる複数アクセスは当日中なら何回アクセスしても1ユニークアクセス」で、つまり翌日またアクセスすれば1ユニークアクセスとしてカウントされる仕組みです。そして一日ごとの集計結果が後で確認できます。
なので同条件での比較が非常に困難です。幸い、カクヨムでの一話目掲載日のPVを目視で確認していた為、この初日のデータだけは比較ができました。
小説家になろう 15ユニークアクセス
カクヨム 6PV
大体、小説家になろうの方が倍でした。本当はもっと数が多いとデータとして有効性が高いんですが、残念ながらリニアモーターカーの様に底辺を疾走する弱小作家にそんなデータ取れるわけも無く……。
あとなろうの特色として、初日以降もちょいちょいアクセスがある点ですね。時間帯がお昼時とか夕方以降なので、お仕事やお勉強の合間に読まれているのでしょう。カクヨムは更新日以降はアクセスが途絶えがちなので、なろうの場合はなんらかの形で作品が露出しているのだと思います。カクヨムはその点、マイナー作品には厳しめです。
逆にカクヨムの特色としては、評価や応援が付きやすいという点はあろうかと思います。上記作品の場合でもカクヨムでは星と応援いただきましたが(ありがとうございますッ!)、なろうでは未だ未評価です。この辺りはカクヨムの文化といえるのではないでしょうか。
ちなみに。
小説家になろうで十数年前に掲載していた拙作「炎条武は悪魔憑きである」(ジャンルは異世界転生)ですが、初回更新日に55ユニークアクセスありました。その後、次の更新が二週間後になるのですが、その間一日辺り平均1〜20ユニークアクセスが続きます。二週間放置しても見て戴ける! 今思えば実に牧歌的な情景と言えましょう。
比較する作品のジャンルが違いますが、昔に比べて過当競争に時代にあるのは間違いないのではないでしょうか。
そういえば。
皆さんは「我が焔炎にひれ伏せ世界」は読まれましたでしょうか?
そうです、スニーカー大賞受賞作です。一部先行公開ということでカクヨムで公開されていたので、読みました。これが、今風の作品なのかと、とても感心しました。上手いですね。そうかー、こういう作品が今時なのかー。
挿絵も大型人気イラストレーターを配し、編集部の期待の高さが窺えます。あれですね、ホムラの太股が太いのは流行ですかね?(笑) ツボを外さぬ二段構えといった感じです。
スニーカー大賞といえば、やはり昔の人間としては「涼宮ハルヒの憂鬱」が思い出されますね。個人的な感想ではあるんですが、あの時のハルヒに対する発売前の期待というのは凄かったと記憶しております。今では大作であれば発売前に宣伝するなんてのは普通ですが、当時は新鮮でしたね。書店にハルヒのポスターが貼られているのを見て大変驚いたものです。
当時、まだラノベという言い方はしなかったですかね? ちょっと記憶があやふやですが。
私としては、当時そのジャンルに結構行き詰まり感を感じていたんですね。似たような作品が多く、またアニメや漫画の隆盛で小説自体の娯楽としての縮小化ですね。そこへハルヒが、小説でないと出来ない作風でやってきた。これはインパクトが大きかった。
まあそれだけに、後日のハルヒのアニメ化の成功にも驚いた訳ですが……(あんなに成功するとは思わなかった)。
「我が焔炎にひれ伏せ世界」もアニメ化するんですかね? どうなんでしょうか?(天の方向へ向かって
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