カエルの子はカエルだな、、
敦志も調略に優れたイケメンだったし惚れた女には一途だったわけだし
欲しいものは親だろうが排除して手に入れるっていう執着心も親父譲りかな
あまりに似てるのでこの性格は潤一のトラウマを呼び起こしそうな気もする、、

更新ありがとうございます。
エキセントリックでサイコな一粒種が、潤くんが抱える心的外傷を理解しつつ、潤くんを狩りに行くけど、それは潤くんにとっての悪夢を払拭する行為であったというのがとても良かったです

ともかく”悪夢の終着点であるこの公園”で、クズ女が歩めなかった、クズにより歩めなかった未来、を一粒種が成り代わって自分で上書きするって、すごい話です。一粒種登場のときのドボンが、まさか自分にドボンを指していたというのもしびれました。見事に手をだしてしまいましたね。

でも潤くんの傷ついた精神の最後のピースは悪夢の克服だとすると、ありっちゃありかなとこの話をみて納得してしまいました。悪夢を書き換えるというのは、動機はさておき、一粒種じゃないとできなかったことなのかと思いました。今は仕事順調かもしれないけど、日々いろいろあるから、記憶の底に蓋をしたものがあるきっかけで浮上して想起することもできず、というよりは、この手の話で上書きできれば、良いのかなと思います。
一方で、本来であればそれができたはずの潤くん母は、踏み切れなかったのか、見事に一粒種に持っていかれましたね。調教済みのクズ女とくっつけるは、そりゃないんじゃない？という所感です（自分の息子の心壊した売女であることを忘れたのかな？）。なので、微妙な心持ちですし、罪深い生まれかもしれないけど、潤くんに対して悪意を持って何かをしたわけではない一粒種のほうがましかな。

そして夏休みの放牧は潤くんが精神面での治療が目的であり、一粒種がそれをクリアしたのであれば、潤くんは母は一粒種を認めても良いような気がします（個人的には非常に微妙な気分ですが）。種が命中してそうだし。現実の世界でも、18歳未満でも父母の同意があれば結婚することができますからね。ただ仕事やめなくてもいいよな気がしますが、クズの娘なので、束縛をしたいのかな？
一粒種は収集してきた事実をクズ女とその両親に突きつけることで判断を迫れば、希望通りの結果になるのかなと。

ともかく一粒種、優秀すぎる。あのクズとクズ女が両親だったことを考えると、トビが鷹を産んだというべきかと。配信と慰謝料で養う気満々なのも怖さ（とサイコ）を通り越して面白いです。

首飾りが仕事するのか興味あるところです。

潤くんについては暴行により別れを強要されたあげく、クズとクズ女の愛のビデオやその愛の結晶を見せつけられる等で心を壊されたりと、悲恋どころか悲劇でした。でも、今回、似て非なる別人である一粒種によって悪夢を上書きしたことで、多少は喜劇に変わったのかなと思いました。リセットした人生で、失った２０年ぶりの青春を警察に目をつけられない程度に楽しんでくれたら（仕事もちゃんとしながら）いいかなと思う次第です。
とはいえ、このまま話が進めばです。やることしちゃっているので責任をとるだろうと思っています。

加えて個人的にはクズ女再登板を見たくない、という心情もあります。なにせ意識がある状態で潤くんを捨てクズを選び、クズを愛し、クズと結婚したという事実は消えないので。悪夢の日にホテルに行ってクズとがっつり交尾するところまでは許容できるけど（潤くんがどんな状態だったか思うと個人的には許容できませんが）、その後クズにガッツリ調教され・結婚・出産となるともはや偽りがどうこうという話と変わるので。公的にクズを選んだ以上、クズの元に旅立ってほしいところです。

ともかく潤くんの相手が誰になったとしても、彼が平穏かつ幸せな生活を送ってくれることを、切に祈る限りです。

すげぇ、途中で英治くんの物語の方を読んでいるのかと勘違いしてしまったぞ。
虹歌が用意した新しい首飾りは、随分と嫌な枷ですなぁ

綾香は哀れですね…彼女の不幸は彼女の主体的な行動の結果かというと微妙だし、娘も最愛の人も忘れ去りたい記憶になってしまうとはね。

そして虹歌ちゃんはさすがのモンスターっぷり。父親が外道だったことも母親を踏みつけにすることも歯牙にもかけずに目的に邁進してる…さすが作者様の描くヒロインですわ。望空ちゃんや2nd華の系譜ですかね。

虹歌にとって誤算があるとすれば、既に潤くんが綾香と関係を持っている？ことかな。まあこの娘はその程度で止まらんだろうし、止まって欲しくはないですけども。