第6話 幕間
仄暗い、静寂なその場所に、
一人の神が存在していた。
しかし、その姿はかつて栄華を誇っていた姿とはかけ離れ、
今にも露と消えてしまいそうな…
そんな儚い姿だったが、
その双方の眼には、
ギラギラとした執念のような、
希望のような、
激しい炎が揺らめいていた。
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