シーズンオフ:閑話するのか休題するのか、それが問題だ(7)
第60湯 笹さん、140字コンテストで佳作になったり、円城塔賞の最終残ったってよ
何度もコンテストに応募しては落選の繰り返しですので、もはや中間選考に残った程度ではそれなりに「無」だったりもするのですが、今回はかなり喜んでいます。
そう! カクコン9【短編小説部門】円城塔賞の最終選考対象作品に選ばれました!
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_nominated#anker3
ドンドン♪ パフパフ♪
Twitterで円城塔先生がガチで全応募作に目を通していらっしゃるの見てたので、マジ嬉しいです!
と、発表された時に上記の文章を綴り、そのままにしてました。気がつけば一カ月近く経っていた……。
作品はこちら。
『転生殺人トラック』
https://kakuyomu.jp/works/16817330656967620958
で、そのあと一週間後くらいですかね、今度は『星々』という、ほしおさなえ先生が主催されている文芸団体の140字小説コンテストで「佳作」をいただきました。
応募作はこれ。
***
コタツにむいた蜜柑の皮を広げる。薄皮はそのままで食べるのが好きだ。
天板に顎を乗せた犬が私の口へと運ばれていく蜜柑を懸命に見つめている。そっぽを向いて蜜柑をあげようとしない私にため息をつくと、父は彼に一粒の果肉を与えた。
今はもうどちらもいないコタツで残された母と私は蜜柑を食べる。
***
人生で初めて文字に対して賞をいただけて、とても嬉しかったですね~。やったー! って感じでした。
また、先日、星々事務局のスタッフさんからX(Twitter)の星々公式スペースにて、ご感想などもいただき嬉しさ倍増。
ただ、最後の最後の月末、小学館ライトノベル大賞(ガガガ文庫)から一次選考通過特典の評価シートが送られてきて、かなり手厳しい内容だったために商業の考え方の一端に触れだいぶ落ち込みました。
(しかしながら、この評価シート1100作以上の応募作から1割程度の作品にしか貰えないので、その一次通過してもこの評価なのかと震えつつも「次回もがんばろ」とはなりましたね)
一気に書籍化まで駆け上る方もいらっしゃいますけど、私はボチボチ一歩一歩なのだと思います。なので、2023年度中にこういった良い結果をいくつか出せたのは素直に嬉しく。
最近は、小説の書き方指南書やジャンル別の構造解説書などを読みつつ、それに合わせて人気作の分析を行っています。働きながらなので、そうなると小説書く時間は狭まっていくのですけど、自分の天然センスだけは限界を感じてるので必要な時間だと腹をくくっています。
周りの書き手仲間たちもみんな各々苦しみながら頑張ってらっしゃるので、一人じゃないと心強いですね~。
ではでは、みなさま。また次の湯で。
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公募やコンテスト応募を中心に作品を書いてますので、気になったものありましたら読んでくださると嬉しいです。
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