第16話友達

それからワコスは私が次の出番ギリギリまで、私に質問を投げかけていた

内容はというと魔法魔法魔法と、魔法の事しか聞いてこない

嬉しかったりしたが、やっぱり壊れかけのロボットにしか見えなかった



それから私は大会で勝ち上がって行き、今決勝の舞台にいる

簡単に倒し続けていたら、いつの間にか決勝だった為

私自身結構驚いたりしていた

確かに中にはまあまあ強い人は居たが、すぐ倒してしまい微妙だった

今の所私はイージーゲームだ、だからこそフラグを立たせないようにしていたが

大丈夫だろうか?


そうこう考えてる内に審判が大きな声で叫んだ


只今より魔法大会の決勝を始める 


私は唾を飲む


それでは用意 始め!


そう言うと前の私と同じ年位の子が構え始める


私も咄嗟に構えた、運良く同じタイミングで魔法を放ったせいでこの攻撃は

相殺になった

だが、それからしばらくしてから彼女の弱点に気付いたそれは


圧倒的なスタミナ不足


そういえばこの子の名前は何だっけ確か 

って危な 炎が私の横を通り過ぎた

私は咄嗟に現実に戻り戦いを続けた


3分経った

彼女は私の予想通りスタミナがなかった

これで終わり、そう言うと私は魔法ではなく素手で彼女を殴り気絶させた


戦闘不能!よってルナ選手の優勝です 会場が大歓声に包まれた

照れくさい中、私は待合室に戻ると


優勝おめでとうルナであれはどうやって……


ワコスの長い話がようやく終わり、外の空気を吸ってると

あの と可愛らしい声が聞こえてきた


そこに立っていたのは、さっき私が殴った子がいた

どうしたの?要件を聞くと彼女は


私を弟子にしてください





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