第5話 龍の姿
あのあと俺は、狼の遺体を
「あの後ステータスがどうのって言ってたな。見てみるか」
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【名前】
【種族】
【レベル】7
【性別】男性
【称号】転生者・唯一種
【体力】610/610
【魔力】360/560
【筋力】219
【耐久】194
【知力】254
【敏捷】232
【スキル】
【種族スキル】龍化 拳闘龍 龍纏い
【加護】
生命神之加護
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【スキル名】逃げ足Lv.1
【スキルランク】F
【詳細】逃げ足が速くスキル。
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【スキル名】
【スキルランク】C
【詳細】10mまでの距離に狙いを定めるスキル。レベルが上がることで距離が伸びる。
【消費魔力量】10
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【スキル名】龍化
【スキルランク】観測不能
【詳細】自身の肉体を龍の姿へと変化させる。龍形態の場合、一部のスキルが使用不可になり、龍形態の時のみ使用可能のスキルを習得する。また、龍形態は龍人状態のステータスの10倍になる。一定のダメージを受けると解ける。
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【スキル名】拳闘龍
【スキルランク】観測不能
【詳細】古来より龍人のみに継承されてきた徒手空拳。なぜ龍人のみに継承されるのかは未だに謎である。
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【スキル名】龍纏い
【スキルランク】観測不能
【詳細】龍に宿る力を自身の身体に膜のように纏う。
【消費魔力量】1秒につき魔力を5消費する。
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いろいろ気になるスキルが手に入ったが、一番気になるのはこのスキルだ。
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【スキル名】龍化
【スキルランク】観測不能
【詳細】自身の肉体を龍の姿へと変化させる。龍形態の場合、一部のスキルが使用不可になり、龍形態の時のみ使用可能のスキルを習得する。また、龍形態は龍人状態のステータスの10倍になる。一定のダメージを受けると解ける。
__________
どうやら俺は、レベルが上がったことにより自身を龍の姿へと変えるスキルを手に入れたらしい。
「チートすぎだろ龍人族……」
しかし、口ではそんなこと言いつつも姿を変える……
つまり何が言いたいのかというと……
「やってみるか」
気になってしまうのである。そして握っていたベレッタ92を直ぐに
「『龍化』!!」
スキルを発動せた途端、身体の至る所が突如として発光した。
発光が弱わり、やがて治まった。
そしてそこには、龍が居た。
「これが…『龍化』…」
龍の姿は東洋の龍の姿と似ていた。蛇のような体に鱗がびっしりと生えた背、四足には爪が鋭く生えた指、頭には二本の鹿に似た角があり、顔が長く横に長い耳に口辺には二本の長いひげが生えた龍だ。
「この状態でステータスは見れるのか……?」
すると、当たり前のようにステータスをみることが出来た。
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【名前】
【種族】
【レベル】7
【性別】男性
【称号】転生者・唯一種
【体力】6100/6100
【魔力】5600/5600
【筋力】2190
【耐久】1940
【知力】2540
【敏捷】2320
【スキル】
火魔法Lv.1 風魔法Lv.1
【種族スキル】
咆哮
【加護】
生命神之加護
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【スキル名】
【スキルランク】A
【詳細】自身の身体を浮かせ、自由に飛ぶことが出来る。
【消費魔力量】5秒につき魔力を10消費する。
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【スキル名】魔法攻撃耐性(大)
【スキルランク】A
【詳細】魔法によるダメージを殆ど受けない。
【消費魔力量】0
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【スキル名】斬撃耐性(大)
【スキルランク】A
【詳細】斬撃によるダメージを殆ど受けない。
【消費魔力量】0
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【スキル名】打撃耐性(大)
【スキルランク】A
【詳細】鈍器等によるダメージを殆ど受けない。
【消費魔力量】0
――――――――――
【スキル名】状態異常耐性(大)
【スキルランク】A
【詳細】状態異常によるダメージを殆ど受けない。
【消費魔力量】0
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【スキル名】再生
【スキルランク】B
【詳細】自身の受けた傷を時間をかけて回復する。
【消費魔力量】魔力を毎秒5消費する。
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【スキル名】咆哮
【スキルランク】C
【詳細】周囲に震動を轟かす。咆哮を聞いた場合、一定確率で威圧効果が加わる。
【消費魔力量】10
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【スキル名】
【スキルランク】観測不能
【詳細】万物をも
【消費魔力量】300
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【スキル名】
【スキルランク】観測不能
【詳細】自身の体の一部にある鱗を百枚ほど剥がし、任意の位置に強固な盾を造る。また、剥がれた所は数分すると生え揃う。
【消費魔力量】100
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【スキル名】眷属召喚
【スキルランク】A
【詳細】自身の眷属を召喚する。消費される魔力が多いほど強い眷属が召喚される。また、召喚された眷属は消滅するか送還するまで存在する。
【消費魔力量】500~
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(流石ぶっ壊れ種族なだけあるな………もうこの姿のままなら俺のユニークスキルいらないじゃん……ん?あれは…)
そう思い龍の姿のまま周囲を見ると、この森を真っ直ぐ抜けたところに街が見えた。
(街…だよな?)
街の周囲には、街を囲むように壁が聳え立っていた。
(良かった。このまま森で野宿とか勘弁したかったからな。ただこの姿で行くと確実に大変なことになるだろうし元の姿に戻って一気に突抜けるか)
そしてまた光に包まれて龍人の姿へと戻った。
「それじゃあ街を目指してレッツラゴーだ」
そして全力疾走で街を目指した。
いつの間にか握っていたベレッタ92と共に
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お久しぶりです、紅華です。いやぁ受験勉強の合間合間に書いていてやっと書けました(´;ω;`)〈長かった
それはそうと、叶斗君の龍の姿はどうでしたか?
え?戦闘シーンがなくてつまらない?
でも僕的には、叶斗君が雑魚を秒殺するシーンよりも強敵に対しての切り札的展開の方が燃えるかなぁと思って書いてますので少しの間はご辛抱下さい(^◇^;)
そして次話はいつ投稿されるんでしょうねぇ……来年にならないように気をつけます。(一週間以内には出せたら出すよ。もしかしたら明日にでも投稿されるかも!)
あ、最後にこの作品は僕の即思いつきで書いているので、時々一気に改稿されると思いますが温かい眼差しで応援してくださると幸いです。
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