「英語」というと、単語を覚えたり、文法を学んだりする必要があると思いますが、「話す」となると上手に発音することも必要になってきます。
しかし発音記号を読み解いたり、音声から聞き取るのも難しいこともあるでしょう。
この作品では、英語の発音について作者さんなりの解説がされているのですが、音がカタカナに置き換えられているので分かりやすいです。また、口の使い方についても書かれているので、その通りにしてみると英語らしい発音ができます。
作品の魅力はそれだけではありません。作者さんはアメリカに住んでいらっしゃるということもあり、「アメリカ人はどういう風に会話を受け取るのか」「相手の態度についてどう解釈するのか」を紹介してくださっています。お読みになれば、きっとそこまで肩ひじ張って話そうとしなくてもいいのかな、と思うようになり、「完璧な英語」を目指すというよりも、「相手とのコミュニケーションを取れる英語」を目指せるようになっていけるようになるのではないかなと思います。
「英語が上手くなりたい」
「英語で話せるようになりたい」
そう思っている方は、このエッセイをひもといてみてください。
きっと、英語の勉強を楽しくしてくれるはずです。