第11話 別に役に立たないけど、知ってたら面白いやつ  アニメ編

 昔、アニメはオタクの方々のものでした。


 アメリカでも、アニメはNerdのものでした。(「川崎君の華麗なお仕事」お読みの方、覚えてます? これ、出てきましたよね! 復習です! キリッ!)


「Nerd」これは、「ちゅー」の口にして、「ナード」と言ってくださいね。オタク、の意味です。


 今、アニメはpopular kids(ポピュラーキッズ。これは前回出てきましたね? スクールカースト上位の人たちです) のファッションアイコンになってるそうです。

「別に興味ないけど、話題について行くために見ておくか」、という感じから始まり、ドはまりしている人も多いとか。


 で、その昔。こういうやりとりがよくありました。


" Are you Japanese?"

" Yes."

" Do you watch HENTAI?"


「あんた日本人?」

「そうだよ」

「ヘンタイ見る?」

ってやつですね。


 あれです。エッチなシーンがいっぱい出てくるアニメだそうです。覚えなくてもいいけど、そういう風に言われてました。


 うちはあまりアニメは見ないので、


"Well, I don't watch Anime too much."

"I don't watch too much Anime."


 とか、こんな感じに返していました。


 どんなのを見て言ってるのかはわかりませんでしたが、いっとき、こういう会話ばっかしてるときがありました。


 今あっちでよく話題にあがるのは、「進撃の巨人」「約束のネバーランド」「鬼滅の刃」ですかね。

 動画配信でやってるやつです。以前、「鬼滅の刃」は英語のタイトル通り「Demon slayer」と言っていましたが、最近では


"The subtitles don't tell me everything! "

(字幕じゃ全部はわかんないよ!)


 というわけで、日本語を勉強して、日本語で見ようとする人たちも多いのだとか。今ではみんな「KIMETSU(キメツ)」と呼んでるみたいです。 


 subtitles. 字幕。サブタイトルズと日本語で言って大丈夫です。イントネーションは「サ」を強く言ってください。


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