ぼくは地図帳拡げて
ONGAKU
きみはピアノに登って
ONGAKU
『YMO ONGAKU』
ど~も!わたくしです。
首都圏の大雪予想も意外に積雪が少なかったので、胸を撫で下ろしています。下手したら家に帰れなくなる所だった…
さて、前回の続き!「ライブバンドとしてのYMO」です。
1980年代になるとデジタル機器が発展して、デジタルシンセやデジタルドラム、サンプラーやシーケンサー、それらを統合するMIDI規格などが登場してきました。一般向けのシンセサイザーやパソコン向けのDTMソフトなどが普及し始めて、「誰でも同じ音色や演奏」ができるようになりました。(わたくしもX1turboZⅡでYMOの曲を打ち込んだな…)
YMOは『BGM』と『テクノデリック』の二枚の先鋭的なアルバムを発表しました。(二枚ともわたくしのお気に入り)
それでも、YMOはライブ活動を止めませんでした。
YMO - Stairs_階段 (live at 1981 Shinjuku Koma Gekijo)
https://youtu.be/w71iOzRFrdc
アルバム発表後の1981年のウィンターライブから。
ライブで演奏するには不向きな曲を破綻なくする三人の力量に感服します。
YMO - Music Plans_音楽の計画 (live at 1981 Shinjuku Koma Gekijo)
https://youtu.be/oNtrkdLIHMg
教授の尖がったシンセの音がスゴイ。相変わらず正確なユキヒロのドラムと細野さんのベースが心地よい。
YMO - Cosmic Surfin' (live at 1981 Shinjuku Koma Gekijo)
https://youtu.be/FcFJXJAX6MM
ライブでは定番のアンコール演奏曲。
この時期は教授と細野さんが一番険悪だった頃の演奏。(だから、間にいたユキヒロの髪の毛がだんだん…)
曲の前半はベースは自動演奏、細野さんがメロディ、教授がバックコード。教授がバッキングで細野さんを挑発するする!後半は教授がメロディ、細野さんがベースに移行する。後は教授がやりたい放題!(化粧した細野さんが美しい…)
やがて三人はそれぞれ別の道へ進んで行きます。『浮気なぼくら』や『サービス』は「YMOの作品」と言うより、「三人それぞれの作品を持ち寄った」アルバムみたいになっています。
そして散開・・・
YMO - TECHNOPOLIS / RYDEEN (散開 1983/PROPAGANDA)
https://youtu.be/usjB25XJZZY
散開ライブ記録映画『PROPAGANDA』からの映像。
『テクノポリス』から『ライディーン』への繋ぎは伝説級にカッコ良い!
(わたくしは当時風邪をひいていて、高熱にうなされながらNHKの中継を観ていました)
この映画の監督で散開ライブの演出を担当した佐藤信氏の証言によると、古くからの知り合いの教授に頼まれて演出を担当したそうです。メンバーからのリクエストは「とにかく、カッコ良く」だけでした。「カッコ良い→ナチスの党大会風」と安易に考えてあのステージを作ったそうです。
(ライブの最後にメンバーが一人一人射殺される演出を考えていたが、会場側から安全上の理由で却下になった。)
しかし演出者の意図を無視して熱狂する観客に圧倒されて、千秋楽に楽屋で嘔吐したそうです。それで厄払いの意味で記録映画でセットを燃やしたそうです。
うーん、もう一回!
次回へ続く!
ぼくはリンゴかじって
ONGAKU
きみは電車ゴトゴト
ONGAKU ハハ
待ってる 一緒に歌う時…
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