第24話
「……ヤバいな」
アークが抜け、人類社会に混乱が走った人類。
それと同じように魔族も魔王が急にいなくなったことで混乱が広がっていた。
現在、魔王であるロキは魔族のことなんかフル無視、一切の連絡もなしにアークとずっと一緒にいるため、魔族の間では魔王が突然いなくなったとして大問題になっていたのだ。
そのせいで魔族はどう動けばいいかわからず、魔族による人類居住地への浸透作戦の後、放置状態になっていたのである。
「……魔王様は居ない。今の戦況は不利。こ、これからどうすれば……」
四天王統括として君臨し、魔王軍のナンバー2として君臨している男はスーシア・フォン・ベルコー二と戦いながら現状に歯噛みしていた。
「どうすれば魔族が勝利しうるんだ……?このままでは魔族はすり潰される。ほ、本当にどうすれば良いのだろうか……?」
「さっきから何を小さくブツブツと呟いているッ!私に集中しろッ!」
「……集中して勝てるのであれば集中するとも……クソ。なんで複数人でかかっているのに勝てないんだ……おうおう」
四天王統括が魔族の現状に憂いていた時。
「で、伝令ぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
伝令として魔族の男が現れたのだ。
「……魔王様」
四天王統括が伝令の言葉を受け、表情を歪めるのであった。
あとがき
新作書いたよー
題名
『陰キャたる俺氏、ダンジョンのある世界で最強となり、ハーレムを作ることを目指してダンジョンに潜る……自称幼馴染の転校生ヤンデレヒロインはお求めではないのでお帰りください』
リンク
『https://kakuyomu.jp/works/16817330652087349884』
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