第4話

それから、なんだかカフェを開こうと強く思うようになった。

カフェを開くといっても、お金も必要になるし簡単にはできない。カフェ以外にも働くことにした。


お金は働きながら夜の割のよい仕事をした。嫌な客もいたけど、それはどの仕事も同じだと思って割り切った。


頑張ったかいもあり夜カフェがオープンできた。

始めはうまくいかないことも多かったが、人の話しを聞くのが得意だったことや、第六感がよくあたることが幸いして、客達はとても喜び『悩みを解決してもらえる』『幸せになれた』など噂が噂を呼んで、密かな人気店になっていた。



だけど、自分の心は満足感よりも、まだまだ晴れない気持ちの方が大きかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る