濮と私と君のための物語.

第1章 奈々編.3

-濮目線-

奈々が太陽に向かって笑うだけなのに,,

何故か胸が痛くなる.

最近こういうことが増えてきてる.

理由は分かっている.

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でも,,でも,,なんとなく認めたくない

気持ちがある.

だって,,絶対に叶わない恋だから.

でも,,今さら君に恋をするなって

言われてももう無理.

何て言ったって,,濮はもう君に

完全に恋をしてしまったから.

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ついにその日はやってきてしまった.

太陽が奈々に告ったのだ.

でも,奈々は断ったらしい.

その後で聞いたことだが,,奈々と

太陽は幼なじみだったらしい.

だけど,,太陽がここに

引っ越してきて,,奈々も引っ越してきた.

ここにいる人達のなかで一番

信頼できる人が太陽らしく,,

毎日のようにキラキラした

笑顔を向けていた.

　---------奈々編.濮目線第1章完結.---------