第8話
...ついに!
ついに来たぜ!今日とゆう日が!
絶対成功させてみせる。
宮本におれの気持ちを、伝えるんだ。
「なんか意外な組み合わせだよな。」
「宮本可愛いな。」
「橋本胸でけぇー。」
おい、あんま宮本見んなよ。
宮本が可愛いのは1年の時から知ってるんだよ、おれが。
「みんなしてエロいこと考えてんでしょ?」
「なんだよ!ワリィかよ。」
「あたしの水着どう?」
「あー、似合ってる似合ってる。」
「ムカつく!一冴のあほ!」
「うっせーな、早くジュースよこせよ。」
イライラしながらパインジュースを渡す幼なじみ。
森さやか。
こいつがここに居るのはかなりまずい。
母さんが余計な電話しなければ...。
「あっ、森さんも一緒に遊ぼうよ。」
「気持ちいいね!正直笹木の企画期待してなかったけど、けっこういいとこだね。」
「望結、笹木可哀想だよ...。」
そうは言いながら笑ってるじゃんか、宮本
ちくしょう、可愛い。
宮本の水着姿は眩しすぎて直視できなかった。
「名前で呼んでよ。」
「でも今日初めて会ったし...。」
「クラス違うとねー。あたし望結、こっちが桃でさやかの隣でもじもじしてんのが奈菜だよ。よろしくね。」
「今さりげなく呼び捨てした!さすが望結。」
4人は笑い合いながら海に走ってく。
少し食い込み気味の水着のお尻につい釘付けになった...。
宮本ごめん。
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