ブレても

まったくブレずに生きていけたなら

それは美しい生き様だと思うけれど

わたしの背筋は

時々、丸まってしまうし

強い風が吹けば

すぐにヨロヨロとよろける

今までブレなかったかと

自分に問えば

俯くしかないのが現実だ


それでも


ブレても


そうして気づいたことがあるなら

それは決して無意味なことではないだろう


ブレても

そこからどう生きるか


みんな迷いびと

ブレながらもそのなかで

自分の輪郭を見つけながら

真摯に生きていけたならと思う


この場所からでも

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