第6話 思春期高学年
この頃から私は自分の目を気にするようになたった。なんと、視力のない方の目が斜視だったのだ!!(今更)
そういえば、生まれた時からどの写真を見ても片目だけ寄り目になっている!!
目が見えないことよりも、斜視の見た目のコンプレックスが強まっていき、それからずーっと前髪で目を隠すようになった。
母親からは鬼太郎やんといつも言われた。
そして、ある時ふいに友達が「どこ見よん?」っていってきた。
いや、それが私もわかんないんだわ!?
こっちが知りたいんだわ!?
自分の意思で動かせない眼球。いい加減にしろ!!
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