第6夜 Last END
赤い赤い雨の血が降っている。旨い悲しい
死体の山に彼女はそこに立っていた。
血をすすり噛み契り、そこには赤野詩織がいたまるで一匹の獣用に血にくをむさぼり食っていた、これが化け物だ、これが吸血鬼だ。
心臓が脈打つ、自分がいかに半端者だったのかを、自分の行動が何を生み出ししまったのか。
悔いるより早く『姉ちゃん…‼️』
『何やってんだよ‼️』
《うん?》《あぁ弟くん》《待ってたよ🎵》
もう人間の声じゃない。
俺はこんなに人を殺したことはなかった。
食べる為に人を殺していた。その度にどこか罪悪感を抱きながら、でも彼女は
《いやぁこの体すごくいいね!、全然疲れないし、殺しても殺しても、食べちゃえば証拠もばにも残らない。復讐もすんだ。これから一緒にいっぱい殺していっぱい食べて。そしてこの世界から人間を消そうね。》
ただその言葉に僕は、怯えていた。
心のそこから怯えていた、冷たい手で心臓を握られるような。それでいて俺は、この人止めなければいけない。そう想ってしまった。
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