第4夜 殺人鬼はバラバラ死体の夢を観るのか?

『私がなんで人を殺すのか?』

『つまんねー質問』


少女は何時ものように人を殺しながら言う

それは、何時もの狂気じみた無邪気な笑いがをとは違っていた。


その後の事だ、喫茶店での話だ、おれこと

(赤野 司)に答えてくれた。


君と同じ生きるためだよ。

君にとってはご飯、私にとっては趣味みたいないや生き甲斐みたいなものかな。


ストロベリーパフェを食べながら答える。

少女の名は、赤野 詩織、殺人鬼だ。


邪魔なんだよ、生きてる人間が。私が生きていく世界には。

少女は外の景色を観ていた。


私は、12のとき両親を殺されてさ、そして殺した奴を殺してやった。


それから、私の中には黒い重い穴が出来た。

それが、人を殺しているときだけ埋まる。


だから、私は殺人鬼として殺し屋をしている。

『殺し屋?』言ってなかったけ?


少女は惚けた用に言う。

君とであえて、本当によかった。

司、私の愛おしい弟くん。


そのまっすぐな、視線に耐えきれず。

外へ出ようよ、(お姉ちゃん)ボソリと呟いた。


家に帰りながら少女は言う。

ニッコリとしてお姉ちゃんって呼んでもらえた嬉しいなぁー。


そうはしゃぎながら、言う。

少し今の日常が私は楽しい。


帰ったら、エッチ事しようか。

『////っ』それが終わったら。


私を吸血鬼にして。

俺はこの時、気づかなかった。こう言う日常が続くことを信じて疑わなかった。

そして、全てが滅ぶことも知らなかった。


僕の事を弟とと呼んでくれた彼女を僕は、誰よりも信じたかった。

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