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2022年11月12日 14:59 編集済
きれいにまとまっている短編なのですが、なんとなく、読後に主人公のもどかしいような思いが伝わりました。好きってだけで将来の進路を選べなかった主人公の"わたし"は芸術学部の制作発表の場では居たたまれないような思いだったはずが、マキのパフォーマンス・アートのライブペインティング【学生たち】に感動したり、同じ構図のチョークで書いた鬼の仮面をつけたもうひとつの【学生たち】を見て、考え込んだり…、そしてついにマキさんと話すこともできて、「こちら側の人」とまで言われてうれしくなった後でもまだ絵を描くことを躊躇っているのは文学部の国分科に進学した主人公が絵を描くことに意味を見出せないでいるからなのかもしれませんね。蒼はそんな主人公が苛だたしくて、話しかけても無視をするようになったように思いました。
作者からの返信
>なんとなく、読後に主人公のもどかしいような思いが伝わりました。「なんとなく」「もどかしい」という、「これ!」というしっかりしたものはないけれど、物憂い、焦ったい感じが描かれればいいんですけど。どうでしたでしょうか。読んでいただいてありがとうございました。
2022年11月11日 18:52
あのくらいの年ならではの葛藤や心の動きがとてもいいですね。主人公はとても才能のある人なのでしょう。魔女のマキさんのキャラがすてきです。マキさんがなぜ主人公の才能に気づいたのかが、ちょっとわからなかったんですが、絵を見ている姿から感じとったとか、蒼くんから聞いたりしてたんでしょうか?
ありがとうございます。>マキさんがなぜ主人公の才能に気づいたのかが、ちょっとわからなかったんですがたしかに、そうですね。わたしの中では、蒼を通じて知っている……なんですけど、そう気づいてもらえる描写が必要ですね。メモメモ……。
2022年11月10日 21:13
ああ、いいですねー。鬱屈した内面と爽やかで活力ある外面は表裏一体ですもんね。たしかに学生ってのはそういうもんです。ただ蒼が何をしたかったのか、というか藤光さんが蒼に何をさせたかったのかちょっとわからなかったです。最後無視するってのも真意はかりかねますねー。
ありがとうございます。ゆうすけさんに。ほめられちゃったよー♪蒼にもねー、一応の役割は振っであったんですけど、最終的にマキさんと同じような立ち位置になっちゃったわたしの書きぶりがイマイチですねー。
編集済
きれいにまとまっている短編なのですが、なんとなく、読後に主人公のもどかしいような思いが伝わりました。
好きってだけで将来の進路を選べなかった主人公の"わたし"は芸術学部の制作発表の場では居たたまれないような思いだったはずが、マキのパフォーマンス・アートのライブペインティング【学生たち】に感動したり、同じ構図のチョークで書いた鬼の仮面をつけたもうひとつの【学生たち】を見て、考え込んだり…、そしてついにマキさんと話すこともできて、「こちら側の人」とまで言われてうれしくなった後でもまだ絵を描くことを躊躇っているのは文学部の国分科に進学した主人公が絵を描くことに意味を見出せないでいるからなのかもしれませんね。蒼はそんな主人公が苛だたしくて、話しかけても無視をするようになったように思いました。
作者からの返信
>なんとなく、読後に主人公のもどかしいような思いが伝わりました。
「なんとなく」
「もどかしい」
という、「これ!」というしっかりしたものはないけれど、物憂い、焦ったい感じが描かれればいいんですけど。どうでしたでしょうか。
読んでいただいてありがとうございました。