第9話 後書き
人間の幽霊も、炎女も、雪男も。
山茶花のはなびらを掴みたい理由もなく。
それぞれの特性を生かす大きな出来事もなく。
もしかしたら、偶然、もしくは必然的に手にした永遠とも言える寿命に嘆く事も喜ぶ事もない。
力まない。
感情がないわけではなく、けれどそう大きく動かない一人の人間と。
大きく感情を動かしてみたいのにそうできない人間に苛立ちながらも心地よさも感じる炎女と雪男を書いてみたかったんだと思います。
(2022.11.17)
山茶花焚き 藤泉都理 @fujitori
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