08 . 微笑むお姉様生徒会長ヒロイン登場!!
わたくし達は、3人並んで、教室へと向かう、その途中で周りが騒ぎ出す
『うそ!?凄い綺麗な人がいる!?』『あんなつやつやした髪に顔も小さくて、それでいて背が高いとかアイドルよりも輝いて見える!!』『あの方の周りの人達も負けず劣らず、綺麗な子ばかりね』『少しでもいいからお近付きになりたーい!』
周りで騒いでいる子達を投目にみて、少し微笑んで手を振るとキャー!と女子達が黄色い歓声を飛ばしてくる。それに反応して紅花がわたくしに声をかける。
「麗華は凄いわね、もう人気者になってるし、みんな麗華をみて色めき立ってる。」
「そうね、元々小学から中学までこんな感じだったから、もう慣れたには慣れたんだけど、そういう子達が多くて本当の意味で友達と呼べる子はいなかったのよね。」
「あ、そうなんだ...ごめんね」
「ふふ、別に気にしてないから大丈夫よ、それに今は瑛璃と出会って色々と楽しめてたし、それに...」
「それに?」
「貴方達2人とも知り合えて、友達にも慣れたのだから、それだけでわたくしは十分幸せよ♡」
そうして微笑んでみせると、少し紅花が照れたように頬を赤らめる。
そこに、妹の凛がわたくしに飛び掛るように、身を乗り出して、わたくしの腕にしがみつき答える。
「もう!ほんとれいちゃんって美人な上に心まで綺麗とか最高ですぅ〜」
「こら!凛!少しは自重しなさい!!」
「ええ〜いいじゃんか!ね?れいちゃん?」
そう言われて私は少し困ってしまったけど、そこに瑛璃が割って入る
「もう!凛ちゃん!麗華ちゃんはね、あまりスキンシップとか好きじゃないんだから!少しだけ、抱きつくような行為は辞めてあげてね。」
「そうなの?れいちゃん?」
「う〜ん、今はちょっとあれだけど、まだ知り合ったばかりだから、控えてくれると嬉しいわ、中学の時に少し絡んだ子が、ちょっと大変な事になった事があるから、この学園がどうかは分からないけど、出来れば控えてくれるかな。」
「う、確かにそれは想定できそうだからそうするよ。ごめんね...」
「大丈夫よ、気にしなくて大丈夫だから」
「やっぱり、麗華は色々と大変そうだね、あはは...」
そういって紅花も凛も苦笑いをしていた、ほんとにごめんね、仲良くなりたいのはあるんだけど、わたくしを追いかけて来る人も何人かは居そうと思うから、安易に絡めないのよね。
そう居ているうちに、私達のクラスの教室に着いて中に入ると、流石星蘭女学園だと思う教室だと思えるほど整っている。
まるで大学の教室風景で無駄にとは広くて階段上のような作りになっている。
1つの席に4人ほど入れそうな机と、しっかりした椅子そして、シックな作りだけど、落ち着きのある、教室にわたくしはいいなと思う。
だけど、
だけど、この世界は、そんなことがあると思えないほどに変わっている、だってあのパーティーで主人公である瑛璃と出会い、学園では瑛璃がもう知り合った、ヒロインである紅花と凛も私と親しくしてくれている。
だからどうか、先の未来が優しいことを祈るばかりであり、このまま分け隔てなく過ごして行ければと思う私なのであった。
◆◇◆◇◆◇◆
それからわたくし達は、教室で先生の話を聞き、学園の体育館へと向かい新入生入場まで、少し待っていると、新入生入場と声が掛かり、わたくし達1年生が、クラス準に入っていき、並べられた椅子に座る。
それから、校長先生の話があり色々なことを話していく、学園の規則や学園方針、掲げる目標などを教えられて、皆で拍手をした後に生徒会長が挨拶をする。
「皆さんご入学おめでとうございます。今代の生徒会長を務めさせていただきます。
貴方達の学園生活が寄り良いものになるよう、わたしも頑張って行きますので、どうぞよろしくお願いします。
もし分からないことがある場合は、目安箱が1年生の廊下に置いてありますので、宜しければお使いください。」
そう生徒会長がいう、そして最後の一人であるヒロインをわたくしはじっと見つめて思う。
そうこの生徒会長である
「ねぇ?鳳凰院さん、生徒会に入る気はないかしら?」
そういう、端月生徒会長に言われるわたくしは、入学してすぐに声をかけられるのであった。
そしてわたくしは思う、これからの学園生活が少しばかり心配になることを....
・
・
・
・
・
・
・
・
➩NEW GAME START
❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈❈
お読み下さりありがとございます!
面白そうだったり楽しんでもらえたならいいね👍この作品をオススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m
次回は、新たなSTORYの始まりと百合の園です!!
※次回の更新は、21日に更新予定?にしております!!できるだけ予定に合わせるように頑張ります!!
では次回もまた!アディオス!!( -`ω-)b
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます