第一章 星蘭女学園編

06 . 星蘭学園入学式とゲーム本編へ


皆さまこんばんは、悪役令嬢の麗華です。幼少期から、早くも5年の月日が流れて、いまだに瑛璃と仲良しです。


そしてゲームと同じ星蘭学園へと、入学することが決まって。あれから5年間、どうするか迷っていたわたくしは、違う学園にいくか、もしくは15歳になってお父様の手伝いをしようかとも思ってはいましたが、お父様やお母様に心配させたくないという気持ちもあったので、悩みに悩んだ結果


わたくしは学園に行くことを決意しました、関わる関わらないにしても、そんな親不孝者にはなりたくはなかったので、結局だが、学園に行く事を渋々了承して、入学試験をし、なんの不可もなく通える事になりました。


勉強は予習復習を数回やれば出来るのでそこまでの苦ではなかった。


まぁ、瑛璃も私が通う学園に行きたいと試験を受けて合格したと言っていた、まぁ心配はしていなかったけど、やっぱり合格するよねと、私は思わずにはいられなかった。


色々と解説してしまってるけど、うん、まぁわたくしの記憶前世では本来、こんなにも関わっていなかったけど、私は破滅したくない為色々と、やらかしたり貢いでいたりしたから、こんなことになったのかもしれない。


結果としては、いい方向?に言ってると思うのだけど、私の所で百合展開は流石に、やって欲しくはないのよね....


わたくしは見たいだけであってなりたい訳ではないし、勿論恋愛的にはノーマルだと思うけど、最近グイグイ来られてそれなりに意識してしまうこともあるから、主人公恐るべしと思わざるを得ない....


だから、わたくしは出来るだけ控えているんだけど、それがまたいいのかスキンシップがなんか艶めかしいというか何と言うか、ね?


色々とちょっと、これからは過度な接触を控えて本当の意味で干渉しないよう頑張っていくしかないと思う。


そんなことを思いつつ、明日から学園に通うことを少し不安に思いつつ、わたくしは頑張っていこうと心の中で誓う。




◆◇◆◇◆




そして迎えた学園入学式、わたくしは星蘭女学園に向かう為制服に着替えていた。

成長して思った、ゲームでは縦ロールで着飾っている麗華だったけど、今のわたくしの髪型は縦ロールにせずにストレートで、清楚よりの服装を来て、身長も165cmとかなり高い部類になった。


ゲームではなんであんな痛々しいような服装をして縦ロールなんかにしまのかは、やはり親が溺愛気味であんでも与えていたからと、少し思ってしまうけど、前世しかも、男の人格...の記憶を着いてからは、そんなことにはならなかったけど


ちょっと気を抜くと、男の方の人格が出てきそうになる時があるけど、心の中で叫び散らかして...おっと、ゴホンッ!いけないいけない、少し興奮してしまったようだ。


もし、表に出てしまったらと思うと、イメージが!!見ないな事になりかねない、ので!


またにわたくしを眺めて、心の中で叫ぶようになっている、色々馬鹿なことしてるとは思うけど、しかたないのよ!うん!


そして、何より15歳にして、おっぱ――ゲフン!ゲフン!まぁ、大きくなったと言っておこう。


2つの記憶があるとはなんとも厄介だけど、こうして悪役令嬢?見たいな風にはならなくて済んだから、あながち迷惑とも言えない、だけど制限見たいな記憶があるからなんとも言えない。


そんなこんなで着替え終えて、わたくしは車に乗って学園へと向かうのだった。




◆◇◆◇◆




学園につき、わたくしは車から降りると、皆からの注目が集まる、やはりこの容姿だと思いの外目立ってしまうけど、わたくしはそんなことでスタイルを変えたくない為、いつも通りに学園に進む。


ちらほら、わたくしを見て呟く人達もしばしば


『すごい!なんて綺麗な人なの!』『あの人だけ異次元すぎて近寄れないよ〜』『あのお方は誰なのかしら?』『お友達は無理でもお話しして見たい!!』『堂々としてて格好良い!!』


などと、聞こえてくる聞こえないように言っているのだろうが、わたくしは全て聞き取れてしまうため、少し照れくさくなってしまう、そんな時に―――



「麗華ちゃん!!」


1人の私が良く知る女の子が少し駆け足で近づいてくる。


「おはよう瑛璃、貴方も早くに来たのね。」

「うん!麗華と一緒に行けたら良かったんだけど、知り合いと来たから、ごめんね?」

「大丈夫よ、別にそんなこと気にしてないわ」


わたくしがそういうと、「よかった〜」と安堵したように呟いて瑛璃は安心していた。


そして、その友達が、瑛璃近づいてきてわたくしを少し凝視しているのを見て、わたくしもその2人を見た時、驚いてしまうのだった。


「この子が瑛璃の言ってた友達?」

「うわぁ!すごい美人さんだね!ちょっと身長高くて羨ましんだけど。」

「もう!紅花ちゃん!凛ちゃん!そんなまじまじと見たら麗華ちゃんが困るでしょ!」


そういう瑛璃だけど、わたくしはその二人を見て少し唖然としてしまっていた。

なぜならこの2人は本編で瑛璃と結ばれるヒロインなのだから




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お読み下さりありがとございます!


面白そうだったり楽しんでもらえたならいいね👍この作品をオススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m



次回は、双子ヒロイン登場します!!

少し予定より早めに投稿出来そうだったので上げました!!


※次回の更新は12日の月曜に投稿いたします!!

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