05 . 瑛璃ちゃんが、私にベタ惚れ何だか?なんで?
あのお茶会から5日が立ち、わたくしと瑛璃ちゃんは手紙のやり取りをしていた。
そして今日は、お父様から携帯を持たせてもらうことになったので、手紙で瑛璃ちゃんに携帯を買った報告と、今わたくしがお父様の会社のアイディアやらを出していることを伝える。
「ふぅ〜こんなのでいいわよね、でもわたくし今更だけど、悪役令嬢らしいことしてないし、あの記憶を見てから、なんかわたくしちょっとだけ臆病になってる気がするのよね。」
そう、わたくしはあの出来事からいい子にならないと行けないと思って色んなことをしてきたけど、前のわたくしからしたら、今の姿を過去の私に見せたら、驚くだろうなと思う。
この記憶が戻る前はこれでもかってくらい我儘でメイドさんにも当り散らしてたからなんか今思うと申し訳ないと思ってしまう。
でも、お父様にお母様、この屋敷にいるメイドや執事の人にもかなり好印象だから嬉しい限りである。
そして、あのパーティーで出会ったこのゲームの主人公様とは親友のような関係にもなってしまっているから、改善は出来たとは思うけど、最近の瑛璃ちゃんの、態度がもうベタ惚れなのよね〜 これもしかしたら、わたくし攻略されてしまうのでは?と思ってしまう。
わたくしは百合になりたい訳ではなく、どちらかと言うと見たい方なのよね、なんかミスったかな?奥手にならずに行き良いよく貶した方が良かったのかな?
いやいや!そんなことしたらなにかの弾みで、断罪されるか分からないし、今のわたくしはそんなこと出来やしないから、わたくしが、堕とされないように、気持ちを保たないと行けないわね。
でもこの世界のことをあの時から調べたけど、前の
ここからあと5年いや、ここはゲームの世界の前に現実だから生涯生きていかないといけないのよね、それを考えたらいつ惚れてしまうか分からないから、今からでも離れた方がいいのかしら?でもここまで、やって置いて離れたらどんなことになるか....
あぁぁああぁあぁあああぁああぁああぁあぁあぁああぁぁああぁあぁあ!!もどかしすぎる!どうしたらいいのよ!!
そんなことを考えながら、わたくしは勉強とお父様の仕事のアイディアを考えながら、今日一日を過ごす。
手紙を送ってから一日で、瑛璃ちゃんから手紙が届く、それにしてもこんなに早くに送るって来るけど、手紙を開けて見たら、3枚もぎっしりと書かれていて少し、早すぎて私は怖くなってしまう。
しかも内容は毎回適当ではなく新しいことを細かくところがもう怖く感じるぐらいだ、でも気持ちは嬉しいのよね。わたくしは
そして、わたくしは書いてくれることには嬉しいので毎回読んで遅くはなるけど、ちゃんと送るあたり、憎からずわたくし好きなのかもしれないのよね。
私はそう思いながら、手紙を読む
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わたしの麗華ちゃんへ
今日は、学校で家庭科の授業があって、マフィンを作ったのです!!今度合う時にでも家で作って持っていきますね!!
それから、わたしも今週の土曜に携帯を買ってもらえることになりましたよ!これで離れていてもお話が出来ますね!
それから、前に話したハリネズミなんですけど、もう1匹買ってもらえるんです。
今度携帯買ってもらって麗華ちゃんと登録出来たら写真や動画を送ってあげますね!!
あとそれから――
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――こんなことがあってわたしはちょっと悲しくなったんですよね。
追伸:いつもこんな内容をいつも読んでくれて、丁寧に返してくれてほんとにありがとう麗華ちゃん!!これからも仲良くしてくれると嬉しいです!!
麗華ちゃん!!大好きだよ!!
瑛璃ちゃんより
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わたくしはこんな一生懸命書いてくれる瑛璃ちゃんをどうやって突き放せばいいのか頭を抱えながら苦笑した。
これからの
そして、これからは出来るだけ瑛璃ちゃんを甘やかさないように取り組むことをわたくしは胸に誓うのであった。
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お読み下さりありがとございます!
面白そうだったり楽しんでもらえたならいいね👍この作品をオススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m
子供編はこれにて終了しました!!
次回から、第一章を始めていきます!!
ここからゲームの本編に入りますが、色々と変わってしまった環境で主人公麗華はどうなって行くのかお楽しみくださいませ!!
一章が始まる日は、来月の10日にあげる予定です。それまで、来月にてさらば!(。・ω・)ノ
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