第8話

11月8日


先生が来ると思うと、体が震える。


佐々木先生が来た。


どうやら僕のためにプリントを持ってきてくれたらしい。


やりたくない。

勉強なんてしたいはずないだろ

僕の為ってのはわかるけど‥

ちなみに僕は勉強は苦手な方。


先生が質問してきた。


「最近何してんの?」


僕は素直に

「寝て、ゲームしてますね。」


「ゲームのしすぎもよくないからね。勉強とかしとくと良いよ。」


「はい。」


僕はやっぱりあのことがトラウマになり、学校のことなど忘れたい時にそんなことを言ってきた。先生としては当たり前の言動かもしれないが、その時の僕には、先生が悪魔のように見えた。


そこで先生は

「無理しなくて良いからね。」

と言い帰って行った。


僕も

「はい。わかりました」

と言い部屋に戻った。


あーダルい


なんで来るんだろう。

今日も気分は憂鬱だ。


今日は何しよう。


あー

どうしてこうなっちゃったのかなぁ

親にも迷惑ばかりかけて。

もう死のうかな

でもそしたら親が悲しんじゃうからやめるか‥


今日は何もする気力が無い。


寝るか。




起きたのは21時だ寝たのが15時だから、6時間ぐらい寝た。


ちょっと気分が良くなった気がする。


よし、ゲームでもするか‥


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