第343話 あなたへ

 高倉健さんの遺作です。

 刑務所で勤めていて奥さんを亡くした男が、散骨のために車を改造し寝泊まりできるようにし、奥さんの故郷を目指す話です。


 旅をしながら人と出会い、それぞれの人生に触れる、高倉健さんらしい映画です。

 すごく覚えているのはビートたけしさん。

 健さんと楽しくお喋りするのですが、実際は車上荒らしです。

 健さんの目の前で逮捕されていきますが、あの独特のとぼけたような、けれど諦めたような雰囲気が素晴らしかった。

 健さんは健さんで、いつもの寡黙な、不器用な男を演じていて……


 邦画らしい映画でした。

 役名は失念しておりますので、役者名でごめんなさい。

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