第279話 海軍特別年少兵

 前々回と、前回、洋画の戦争ものを書いていて、ふと思い出した作品です。

 私自身も劇場で観ていないレベルで古いです。多分テレビで何回か観たことがあるだけかと。

 太平洋戦争末期、16歳からの志願兵枠を引き下げて、14歳で軍隊に身を置いた特年兵の話です。


 実際内容は詳しくは覚えていないですが、海軍特年兵の制度があったことは事実ですし、幼い子を軍隊式で徹底的に鍛えて……だったと思います。

 それぞれに事情があり頑張る中、自殺者なども出てしまい、やがてそれぞれの任地に巣立ちます。


 特年兵は実際激戦地に配属されていたらしいし、今年齢を重ねて思い出すと、同じ陣地にいた普通の兵隊さん達、悔しかったろうなぁと。

 この映画を観ていたころは特年兵側に感情移入していたのに、今は歯がゆく見守る側です。

 子供たちを守り切れず、銃を持たせた大人側の気持ちになるとひたすらモヤる。


 思い出した古い邦画です。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る