第247話 KANO 1931海の向こうの甲子園
日本統治下の台湾の話です。
台湾の農業高校の野球部が甲子園を目指す話で、結構勝ち進みます。
さすがに覚えていなくて調べたら、準優勝したようです。
この作品はスポーツものというより、日本人として本土で育つと気付かないことが多い、民族問題も絡んできます。
中国人、台湾人、日本人。
混成チームの嘉義農業高校(カノウ)が、決して諦めず戦っていくのが気持ちいいです。
他国に『統治されている』と言う現実の問題に、それでもヤンチャでかわいい高校生達、かなりノスタルジックな映画でした。
単一民族至上主義というか、KANOを馬鹿にする者もいます。
でも必死で戦って、評判を覆していきます。
泥臭くて、バタバタして。
どう言えばいいか……
私には文字通り『夢(ドリーム)』のような映画に見えました。
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