　マヤ歴が2012より先がないことだったか、まあ、この年に人類が滅びるという仮説があったために作られた映画です。

　今が2023年だし、こうなってくると『？？？』なタイトルですが、『アルマゲドン』や『デイ・アフター・トゥモロー』みたいな位置付で観てもらえばいいかと思います。

　この世界線のすごさは、『予想されていた』こと‼

　日本を含め主要な国で情報共有され、来たる地殻変動に備え巨大な船を用意しております。

　ただ、一般の人にとっては突然始まった地殻変動。

　都市がガンガン壊滅する中、生き残りのための避難活動が……

　『うわーっ‼さっき老姉妹が乗り込んだよね、その車‼

　いきなり岩に押しつぶされてるんですけど‼』

　みたいに、観ていて結構きつかったです。

　船に乗り込むまでの移動距離や、それを可能にするためのスペックを考えると……

　普通の人は死ぬしかない世界でした。

　映像はきれい‼映画も次の世界への希望をたたえて終わっていますが。

　どうしても振り捨てられた人々の方へ感情が移ってしまった。

　若干モヤモヤしている映画です。

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