第116話 運び屋

 監督・主演、クリント・イーストウッドさんのクライム映画です。

 80代の麻薬の運び屋のお話で、気軽に(それとは知らずに)犯罪に足を突っ込み、徐々に抜けられなくなり、捕まるまでです。


 なんだろうな……

 振り込め詐欺とか闇バイトを思い出したよ。

 手取りの多さはそれだけ危険で黒い仕事なのだろうけど、巻き込まれ型の犯罪は怖いなぁ、と。

 知らずに運び屋にされて空港で捕まるとか、テレビでもドキュメントされてますしね。

 最初は『知らずに』運び屋をする主人公は、ついつい数を重ねます。

 老人だから疑われる事もなく、捜査の網もすり抜けます。

 で、犯罪組織側も彼を認識、辞められなくなっていきます。

 

 最後、ある意味老人の頑固さで組織ともバチバチになりつつ、捜査官に捕まる時、なんだろうな?これ以上罪を重ねずに済んだことと、やっと終われた主人公の大冒険?に、妙な安堵感がありました。

 

 犯罪、ダメ、絶対。

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