ツバメの子盛り丼

「ツバメの子盛り丼」


というのは別に気になるフレーズでもなんでもないのですが、最近のマイブームワードです。


もちろん「海鮮丼」などといった言葉から連想されるような読んで字のごとくのわけではなく、単純に「巣から溢れ出しそうなほど成長した子ツバメが巣から顔を出している様」の意味です。


我が家、居間の窓から深めのひさしになっており、この部分に毎年ツバメが営巣しに来ます。去年は一昨年の巣を使い回したせいで巣が落ちてしまい叶わなかったのですが、今年は藁を多分に含んだ立派な巣が出来上がり、無事5羽のツバメが孵りました。


生まれたてはか細い声で餌を求めて鳴いていた子ツバメも、今では模様がハッキリ浮かび上がり、大人顔負けの声量で「ヂヂヂ」と喚いております。


時おり羽ばたく練習をしていますが、その際もなかなかの声量で喚いているので、もしかしたらお互いに飛び方のレクチャーをしながらコミュニケーションしているのかもしれませんね。この間は隣にちょっかい出してた子ツバメが軽くケンカになってました。


さて、休日は居間で寝転がりながら彼らの姿を眺めるのが日課ですが、彼らが巣から頭をズラっと出して親の餌を待っている姿はかわいいが過ぎます。巣がちょっと小さくて体が溢れ出さんばかりの彼らの姿はまさしく


「ツバメの子盛り丼」


というほかありません。

※Twitterではリツイートで画像を紹介しているので良かったら見てみてください。


狭すぎて練習しづらいので、彼らがちゃんと飛べるようになるか心配しながら日々見守っております。

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