第24話 クリエールRF ランとの約束

ー放課後 手芸部部室ー

最速で手芸部に手紙を張り付け、賄賂もとい山吹色の菓子を買いに行く。

そして私たちにとっての裁判所に出向する。


リエ   「失礼します」

ラン   「おかえりなさいませ、ご主人様♪」

リエ・紅 「誠にすいませんでした!!!」サムライ国式土下座

ラン   「ちがああああう!これを着てね♪あと紅ちゃんも」

紅    「15cm用の服なんていつ用意したのだ!!!」

ラン   「時間が無いからアxゾンで☆」

リエ   「アマxン凄ぇ!!」

ラン   「おかしいわね?此処まで細部にこだわってるなんて。

     まさか紅さんの服ってオーダーメード?」

紅    「ランが、いや未来のランが作ってくれたのだ。

     ヒラヒラの服以外でこれがかっこよかったからな!」

ラン   「ゴスロリ系統もヒラヒラだと思うけど?

     紅さんってセンス独自ね」

リエ   「私の厨二病あいばは狂暴なんです」


紅と私は着替え始めた。なんというか芸人魂?

くぐってきた修羅場が違うのだ。今更メイド服ではひるまない!


リエ・紅 「許してほしいにゃん☆ご主人様?」

ラン   「許す!!」ナイアガラの鼻血


その後昼の映像データを削除するシーンを見せ、

ランが語り掛けてくる。腕で口を隠す某指令のポーズで。


ラン   「さて、泳がせると言っても君たちを完全に

     信用している訳ではない。話を聞かせてもらおうか」

紅    「うおおおお、リエ!ティシュ箱が重いぞ!!」ぷるぷる

リエ   「無理しすぎよ紅」やれやれ


私は未来の話をしたしミッションの事も。

このままでは現実の世界でシカと戦争になること。

ランが味方にならないとこのゲームは攻略できないのも含めて。


ラン   「事情は分かりました。紅さんについては

     ”装狂演譜次世代機”として。

     リエさんはそのパートナーとして私に

     尽くすこと。これが最良手」

リエ   「私たちの全てを信じてくれとは言わない。

     けれど私がランの事を好きなのは本当!!」

ラン   「遠い昔に赤い髪の毛の子と約束したの。

     ”自分にそっくりな困ってる子を助けてあげて”って

     それが今かもしれないからね♪」

紅    「ラン・・・。」

ラン   「悔しいわね、ここであなた達を助けても

     私はゲームのキャラで同じ道を歩めない。

     緩やかにバッドエンドに向かっているみたい」

リエ   「ごめん、ラン。無理言っちゃって」

ラン   「じゃあミッションとやらを始めましょうか。

     今回は”私と戦え”だっけ?勝敗は関係ないわね」

リエ   「切り替え早っ!!」

ラン   「だって本物の私はハッピーエンドなんでしょ?

     なら彼女に託すまで♪」

紅    「無理をするな!!ラン!!先ほどの約束。

     俺がタイムマシンで過去を捻じ曲げた可能性がある!

     だからそんなものに囚われる必要はない!」

リエ   「何ソレ!初耳!!」

ラン   「たとえそうだとしても私の記憶に有るんだもの。

     どうでもいい記憶なら忘れるはずよ?

     正直答えなんてわからない。けどこれだけは信じて?

     ”私はいつでもあなた達の味方よ”

     あと好みの容姿だから二人を”ちゃん”付けするね」


スマホを取り出し仮想バトルフィールドが展開する。


リエ   「クリエリエ!」

紅    「紅のリフレイン!」

リエ・紅 「「作戦開始!!」」

ラン   「蒼転寺ラン!ソウテンマル・フラット!出陣をする!」↑←↑


紅リフレインが空中のカタパルトから、

ソウテンマルが海上の空母から出撃する。

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