第21話 スミレと異世界修学旅行 叶わぬ愛 変わらぬ友情


スミレ 「残念ですがあれは私の下着ではありません。


    紅様のです」


ロベリア「ゴハァ」ナイアガラの吐血


師匠  「なんでアッパーよりダメージ受けてるのさ!」


シカ  「シカは服着ないから分からないのだ、へけっ」




ロベリア「スミレ。私の挑戦を受けてくれてありがとう。


    これで自由の身です。世界は人類鑑定計画で止まっていますが


    一人どこかに旅行でも出かけましょうか。


    私の恋は終わりました。ありがとう!そしてさようなら!」




私が背を向け新たな人生を歩みだそうとした刹那




スミレ 「私はあなたを愛することはできません。


    けれどまた友達から始めましょう?ロベリア様♪」




それからはよく覚えていない。スミレに抱き付いて


いっぱい泣いて、おみあげ食べて、いっぱい泣いて、


私ってこんなに泣き虫だっけ?スミレに捨てられたときは


泣かなかったのに。違う、これはたぶん・・・うれし涙だ




ー師匠の道場ー




師匠  「で、紅はなんとかなんとかってやつから脱出できたのかい?」


シカ  「文章データ間違えて上書きしたからって随分投げやりシカ。


    人類鑑定装置上では、紅は姉妹を探しているシカ」


スミレ 「いくら前に書いたからって20分でここまでの復旧


    ですから、乱雑な文章ですね。


    姉妹?リエ様ですか?」


ロベリア「うわ、ガチの裏話してる」ドン引き


スミレ 「ところで人類鑑定装置って何をするんですか?」


シカ  「人生2週目を与えられて欲を出さない人間を鑑定する。


    その人間たちで新たな惑星に行き、楽園を作るのが目的。


    そして残された人類たちは恐らく、ナーラ県のシカと


    全面戦争になるシカ!」


師匠  「優秀な人材は引き抜くから人類側はグダグダになりそうだねぇ」


ロベリア「シカと人類の戦争って文章にするとシュールね」


師匠  「紅は仲間全員助けるまで戻らないわよ?」


スミレ 「もどかしいですね。この機械を破壊すれば


    全員助かるという根拠もないですし、


    ラン様が戻らない分には私も動けません」


ロベリア「みんな紅、紅って言ってるから

    

    なんか、紅って子に興味がわいた!


    ちょっち行ってくる」みょーん


師匠  「モニターの中に入ったよ!!あの子」


シカ  「なんでもアリ」


スミレ 「私もできますけどね♪」






恋は終われど友情は変わらず。戦え!魔法メイド!スミレ


実家に帰るな!紅の双璧!!




次回 装狂演譜クリエールRF 第0話 リフレイン






あとがき


リエ 「データ消えたって本当?」


紅  「ああ、このあとがきも本来は別のネタだったぞ?」


リエ 「練ったシナリオを30分で復旧って随分突貫作業ね」


紅  「ああ、たしかシカはこのタイミングでハムx郎ネタ入れただろうな


   みたいなことは覚えてたからな」


リエ 「記憶が限定的過ぎる!!」


紅  「百合物怪文書はライブ感で書いてるからな。


   次書いても絶対違うネタ仕込むから、同じのにならないのだ」

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