第20話 スミレの異世界修学旅行 届いた思い 叶わぬ愛

まさかの着替えタイムが入り私たちは準備を終えました。


私は過去の忍者服。ところどころタイツになってるから


蒸れなくて便利。


忍者刀にクナイ。各種煙だまに毒までなんでもござれ♪




対するスミレは現在のメイド姿。半袖の手袋で


腕全体をカバーする。白に刺し色が緑のクラシカルな服。


背中にモップとブラシをクロスさせてる。


懐かしいな♪私の癖だもん。






ロベリア「これがスミレの本気!!正直相手が羨ましい!!!」


スミレ 「私が倒したかったのは過去のあなた。


    師匠の指導でいい子ちゃんな攻め方になった時と違う!


    純粋に勝利を求めた修羅!!」


ロベリア「私は挑戦者よ!失う物はない!!!ただスミレに


    追いつくまで!!」


スミレ 「ならば来なさい!!強さへの情熱は汚させない!!」


ロベリア「ひっひっふー、ひっひっふー」


シカ  「あれは!!ラマーズ式呼吸!リラックス効果が期待できる!


    ロベリアの弱点である注意力散漫を抑える気ダチョウ!!」


師匠  「あんたの語尾も注意力不足なんじゃないかい?」




ロベリア「ふぅー。行きます!!」


スミレ 「!!速いっ!!」


ロベリア「近接戦闘のみに特化したスタイルよ?


    スミレが距離を取る前に仕留める!!」刀振り回し―


スミレ 「なら分身を出すmっ!!!!」


ロベリア「油断しちゃだめよ?忍者刀には毒が塗ってあるし!


    刀からの飛沫すら致命傷☆」


スミレ 「ふふふふ、そう!!これがあなたよ!!ロベリアァ!!」




スミレはクナイを刺し、解毒を試みます。いいですよね♪


愛する人が苦しむ姿!!できうることならその辛さを共有したいです




ロベリア「叫んだって何も変わらない!!」クナイ投げ―


スミレ 「(クナイが両足に突き刺さる)ぐっ・・・」


ロベリア「両足は封じました。後は!!」加速ゥ!


スミレ 「苦し紛れのクナイ!!」クナイ投げ―


ロベリア「そんな攻撃当たる訳!!・・・・」チラッ


パンツ 「コンニチワ!!」


スミレ 「油断大敵!!アッパーよ!」グシャア!


ロベリア「(悲鳴)スミレ、ズルくない?」ドサッ




クナイにはパンツが結ばれていました。ちょっと子供っぽいですが。


視線誘導され隙を作ってしまった私はスミレのアッパーを食らい


倒れてしまいました。最後の最後で油断しましたが


スミレのパンツを見れてよかったです

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