第7話 紅の双璧(ちゅうにびょう)VSセルフレジ!!
ラン 「このお話は前回のお話に続きとなります」
会長さん 「よいこの妹たちは前のパートを読んでほしい」
リエ 「とうとう読者まで妹扱いしだした!!」
現場に待ち構えていたのは金髪ロングな仮面の敵C
いやランが妨害するせいで本名が不明なんだけどね
敵C 「来たね、えーと君たちは何て呼べばいいかな?」
リエ 「緊張感ないわね!!魔法少女って呼べばいいじゃない」
ラン 「じゃあいつものお約束♪」ダダダダダダ
敵C 「ホントに君は破天荒だな。先制ガトリングは無しでしょ。
けれど今日限りだ。力を貸してもらう。来るがいい」
敵Cが指パッチンすると消防車1台に救急車2台、消防ヘリに、救急ヘリが
現れる。魔法少女の敵ってこんなのだっけと思うけど静観
敵C 「妹合体発令。目標敵魔法少女。」
リエ 「妹合体ってなによ!!」
どうしよう。敵Cがクフェア会長みたいなこと言ってる。
惑星コーダの文化として伝わってたら嫌だなぁ・・・違う!!
あれは合体シークエンスだ。うひょおおおおおお
ロボットだああああああああ。何話目ぶりだっけ?まあいいや!
車体が90度折れ曲がり、運転席が頭部、車体が胴体となる
運転席がスライドする時とんでもない量の火花が飛び散っている!!
これがまたカッコいんですよ。ええ。
梯子部分が移動し頭部に合体!ポニーテールのような印象を与える。
だから妹なのかと納得する。見たて合体のセンスもいいぞ、敵C!
さらに胴体が割れて救急車2台が取り付き足を再現
肩部分には各種ヘリが装着される仕様。ああ、これが腕なのね。
プロペラも干渉してないあたりがいい仕事をしている。
敵C 「妹合体。職権乱用ロボW・G・シスターズ」
リエ 「うおおおおおおおおおおお!!」よだれダバー
紅の双璧 「リエ、主人公がしてはいけない顔してるぞ」
ラン 「的が増えただけね。壊しがいがある♪」
ペンライト二刀流で応援していたが紅に突っ込まれた。
なんで私の厨二病なのにロボットに反応を示さないの?
リエ 「よぅし、こっちもぐへへへ。来て、クリエ
紅の双璧 「待てリエ!忘れたのか!!敵の全長は10Mもない。
それより大きなロボを呼べばネットで非難される」
リエ 「ハッ!忘れてた!!」
ラン 「ゲームオーバーよ!ド外道!!」バズーカグオルルー
敵C 「合体時に攻撃しないあたり感情は制御できているか」
紅の双璧 「あのランが攻撃をためらっただと!!
どういうことだリエ!ランが空気を読むなど!!」
ラン 「あは☆ちょうどリロードしてました」てへぺろ
リエ 「もうどっちが化け物か分かんないや」諦め―
紅の双璧 「行くぞ!!魔法ゴスロリ!モード紅!!!」
リエ 「魔法ウエスタン!クリエール!」
敵C 「ちなみに、僕の名前は
ラン 「名乗り妨害すなーーーーー」対戦車ミサイル
リエ 「もう名前いうの諦めなよ、敵C」げんなり
敵C 「このWGシスターズは職権乱用ロボだ。
ちなみに設計から燃料まで全て血税だよ」
リエ 「邪悪な兵器すぎる」
紅の双璧 「SDGs関係ないのではないか?」
全員 「・・・・・・・・」ぽくぽくぽくチーン
敵C 「す、すべての人に健康と福祉をね」あせあせ
ラン 「拡大解釈じゃあああああ」戦闘機の機銃連射
リエ 「職権乱用の時点で”悪”なのよ、あのロボット」
紅の双璧 「ならば切り伏せるまで!」
敵C 「いいのかい?救急車や消防車は人々にとって
救世主だ。人気を気にする君たちでは壊せまい?」
リエ 「私の知ってるシスコンの
クフェアさんとは大違いね!!」
紅の双璧 「クフェアの事、ディスったよな。今」
会長さん 「僕は少し妹が好きなだけだよ?」
リエ 「うわ、本物がいた。ごめんなS・・・あれ?」
紅の双璧 「いや、空気読めよ!!この流れどう見ても敵Cが
クフェアの流れだろうが!!」
会長さん 「その流れに持っていきたかったが、1話で
敵幹部のシーンを入れたのは失敗だった。
かといって途中から何の伏線もなく入れ替わるのも
ツッコミを入れられる」
リエ 「メタ発言のオンパレードね。クフェアさん」
会長さん 「僕はクフェア・ロマネスク!妹を守るものだ!」
敵C 「僕は
会長さん 「残念だが君の出る幕はない。モード紅。
魔法消防士!クフェア!!」
ラン 「バーテンダーの設定どっか行ったけどまあいいわ
敵は消毒だ!道を開けろぉ!!」ファイアー
会長さん 「力を貸してくれ。クリエ君!紅君!僕一人では
魔法を制御できない」
紅・リエ 「了解!」
会長さん 「魔法ウォーターカッター積載開始!」
現れたのは巨大なウォーターカッター
水を加圧することで切断力を持たせる加工法。
切断時に熱や粉ゴミが出ないため、環境に優しいとかなんとか
敵C 「そんなもの撃たせるわけが、なにこれ、けむい」
ラン 「蒼転寺式消火器イグニッション!」
敵C 「げほ、げほっ。何も見えない」
会長さん 「今だ!二人とも構えて!」
敵C 「そんなもの当たるわけ・・ん?ダメージがない?」
会長さん 「そう、レーザーサイトさ。二次災害が出ないよう
ピンポイント攻撃を実行する」ピピピピピ、ジュギン!
会長さん 「第一射出、敢行!!」
会長の一撃がWGシスターズ右肩の救急ヘリと胴体の関節を射貫く。
どうやら地面にはクローバーさんとディソナンス博士が待機し落下物を
魔法で緩やかに落とす算段のようだ
紅の双璧 「クフェア!チャージまでどれくらいだ!」
クフェア 「30秒ってとこかな」
リエ 「なら、もう片方のヘリは落せるね。
行くよ!紅!」
紅の双璧 「遅れるなよ?リエ!!」
敵の攻撃は紅が引きつけ、私が肩関節部分にビーム銃で攻撃を加える。
その後スモーク弾を打ち、紅が切断する
敵C 「やはり姉妹じゃないか。あのコンビネーション」
リエ・紅 「「ただの腐れ縁!!」」
会長さん 「二人とも!サポートを!」ピピピピピ
紅の双璧 「時間どうりだ」
リエ 「いーや、私のほうが戻るの速かったですぅ」
敵C 「もはやこれまでか。さらば!」
ラン 「させないわよ?ネバネバ弾イグニッション!」
敵C 「動けない?あんなの食らったら!!」
会長さん 「第二射出、敢行!」
第二射出は空へと放たれた。わざと外したのだ。
無益な殺生はしない主義なのだろう。そしてこれは陽動。
相手の視線が会長さんの攻撃に恐怖している隙に切り込む。
紅・リエ 「「うおおおおお」」
お互い剣で救急車と左右足首の接続部分を破壊することに成功。
バランスを失って倒れるWGシスターズ・・やばい!倒れる!!
クローバー・博士「「グランディオーソハンド!」」ガシャン!
ラン 「助かりました。二人とも」
ディソナンス 「出番これだけかぁ。ショック」
クローバー 「子供っぽいセリフはよいから、街の復旧を急ぐのじゃ」
敵のロボは巨大な腕に助けられ、静かに地面を降りる。
そして沈黙した機械から敵Cが登場する
敵C 「何故助けた?見返りもないのに?」
会長さん 「妹が好きな姉に悪い人はいない。それだけだよ」
ラン 「あなたがとるべき行動は2つ
1つ、私たちに全てを話し、裏切り者として処刑されること
2つ、今すぐここから去り、敵組織との関わりを断つこと」
敵C 「実質後者の選択肢しかないようだね。」
紅が敵Cの首に刃を当てる。
紅の双璧 「今ここで情報を喋れば敵の粛清対象となりうる。
俺たちは何も知らないし、聞いていない。」
敵C 「僕をかばったのか?」
ラン 「ふぅ。変なところで甘ちゃんなんだから紅は。
見ているんでしょ!WGs!!彼女は無関係よ!」
敵C 「このままWGsに戻っても君たちには勝てそうにないな。
僕は敵Cではなく、妹思いの姉に戻るよ
名前や地位に囚われない、一人の人間に」
紅が刀を退けると敵Cは、いや彼女はどこかへと去っていきました
正直追手が来るかもしれないし、来ないかもしれない
彼女自身の選択なら私たちに止めるすべはない・・・。
今日も町の平和は守られた。戦え!魔法消防士クフェア
実家に帰るな!紅の双璧
アトガキ「罪プラ崩せ♡」
あれから一つの変化がありました。例の姉妹の件です
只の腐れ縁にしては仲がよろしいようで♪
紅の双璧 「どうだ!!今日はミスがないぞ。リエ」
リエ 「それが当たり前だからね。はい、支払っといて」
紅の双璧 「少しは褒めてもいいだろうが!!」
ああああああああああああああああ
なんだかんだ言って妹さん、絶対喜んでるよ内心!!!
多分ツンデレだ。絶対ツンデレだ!
店員 「ありがとうございましたー」
(ごちそうさまでしたー)
あの感じ。多分魔法少女の正体って・・・。いや止めておきましょうか。
野心のため偽った感情である僕とはお別れしましたし♪
ディソナンス 「おお、機械がしゃべったぞ。このレベルの科学力で
こんな代物が出てくるとは!飼っていいか?」
クローバーさん「ダメに決まっておろうが!周りの目もあるからの、
さっさと会計するのじゃ」
ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
のじゃロリキタアアアーーーーーー
それだけじゃない!セルフレジに不慣れな親と、、、お子さん?
親子丼じゃん。今日のご飯決定だよ!!!
今日は卵が安い日ですよー、と露骨な宣伝を挟みつつ
なにやらもめ事が合ったご様子。
店員呼び出しボタンが押され0,05秒で現着する。
店員 「どうかされましたか?」にっこり
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