第15話 シューティングゲームみたいな繰り返しのストーリーを考える人
前回、書き出しで妹が死にそう→チートで助けるまでの序盤の展開を考えたところでその続き。
チートのレベル譲渡は「キスで発動」という制約を入れることで少年マンガ的なドタバタラブコメ感がしてきていい感じなのでここを伸ばそうと思います。
さて序盤以降ですが、だいたい四話を一回のお話として、大まかに
新たなシチュエーション
↓
ラブコメ展開(エロ漫才)
↓
主人公を襲う試練
↓
チートで解決してボス戦
という構成で考えました。四話ぐらいの短編を繋いでいく感じです。一回で一万文字ぐらい。
チートはその場で出てくるとあまりにご都合的に見えるので、基本的には伏線としてあらかじめ仕込んでおきます。
また、同じようなパターンが何度も繰り返されるのを逆手にとって、意図的にシチュエーションコメディとなるような繰り返しコントを仕込むことにしました。これは僕がシチュエーションコメディが好きだからなんですが、ドタバタラブコメとは相性がよさそう。
なお、ストーリーをこういう繰り返しの構成にしたのは、場所がWEB小説なので定期的に盛り上がりがないといけないかなと思ってです。これだけ見るとステージクリア型のシューティングゲームみたいですね。あるいは週刊の少年コミックとか。
そして問題は主人公の最終的な目的なんですが……WEB小説ってあんまりこの辺はっきりしているの多くない気がします。比較的初期の目的が明瞭な「ざまぁ系」でも「ざまぁ」までそんなに長くない(長いと読者が飽きる)ので、やっぱりその後どうしようみたいな小説も多いですよね。
普通(?)に魔王を倒せもなんか切実感がないし、よくあるスローライフ系だとほとんど目的ないですよね。よく考えたらスローライフ系で最後まで読んだものない気がする。作者も考えてなさそう。うーん。
ということで、転生だか転移だかはっきりしていないけど日本に帰るというのを一応の長期的なゴールとして据えようと思います。
以上、プロット(?)が出来た(?)ので、おもむろに書き始めました。
ちなみに原稿はgoogle documentで書いています。自動でセーブしてくれるし複数のデバイスで同期取れるので便利。ただ一話ごとの文字数カウントができないですが後で調整すればいいやということで。
次回「キャラクターが暴走してただキーボード打つ人」に続く。
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